2021年2月18日のお話。

いつもパーツの洗浄するときはマジックリンとエンジンコンディショナー、キャブクリーナー、剥離剤を使ってるんですよ。
これらをその時の汚れの質やパーツの材質によって使い分けしてるんですよね。

ハーレーのデロルトキャブを洗浄するのに今回はメタルクリーンという洗浄液を使ってみることにしたんですよ。


前にブログでVTR250のシリンダーヘッドのカーボン落としの話をした時にエコクラウンっていう洗浄液に浸けて置くだけで取れますよって教えていただいたんですよね。

教えていただいたエコクラウンは材料屋さんからでないと購入できないみたいなので購入できなかったんですよ。
それで今回は違う洗浄液を使うことに。
価格が手頃で良く聞く名前だったんでメタルクリーンってヤツにしたんですけどね。


いきなり大物パーツを洗浄するのはメタルクリーンを大量に使うんで試しに小物パーツで試してみましたよ。
 

ジェット類とスロットル周りのパーツを洗浄液に浸けてみました。
メタルクリーンは粉でお湯に溶かして使うみたい。
タッパーにお湯を200ccを入れてメタルクリーン6gを投入。

 

割り箸で良くかき混ぜてから小物パーツを入れていきましたよ。
 

鉄は12時間以内でアルミは6時間以内しか浸けてはダメみたいですね。
おっさんも昔は洗浄液を使ってたんですがピストンを丸1日浸けてて溶かしたことがあるんですよ。
洗浄液の効果は良くわかってるけど浸けて置く時間を気にしないといけなかったり、洗浄が終わった後の液の処分に困るからあんまり使いたくなかったんですよね。

今の洗浄液は水性が多くて下水に流しても問題ない環境に優しい洗浄液が主流みたいだけどね。
当然のことだとは思うけど。

昔のトラウマで長時間浸けるのは怖かったんで4時間ぐらいで取り出してお湯でキレイに洗浄液を落としてみました。

金属部品に付いてた油汚れはキレイに落ちましたね。


スロットルバルブに付着してたカーボンの落ちはいまいち。
もう少し落ちて欲しいなぁって感じはするけど。
 

最後にジェット類。
これはかなり微妙な感じでキレイに真鍮の色が出てるモノもあるけど腐食が激しいところとゴミの塊は全く効果がありませんでしたね。
 

ジェットがキレイになればなぁと思ってやってみたけど全く効果ナシ。
こういう汚れには対応してないんでしょうね。
何でもそうですが得手不得手があるからね。
もう少しいろんなパーツの洗浄で試して何に合っているのか探ってみるけどね。

洗浄力の実力はこれからなんで未知数だけど臭いがないのはめちゃくちゃありがたい。
これならリビングでやってても怒られないしバレないからね。(笑)
今回洗ったパーツには相性良くなかったメタルクリーンだけどもう少し様子を見てまた報告しますよ。

キレイにならなかったジェット類はいつもの洗浄方法でないと無理そうですね。
真鍮に使えて汚れがめっちゃ落ちるエンジンコンディショナーの活躍ですよ。
ただこれを使うとリビングが臭くなるんで妻に怒られるんですよね。
今回はタッパーに入れて浸け置きするんで開封するまではバレないだろうけどね。