2021年2月6日のお話。

ハーレーから取り外してきたけど、ほったらかしになってたデロルトのDHLAキャブレター。
いい加減バラして中身確認しないとなぁということでバラすことに。
中華ゴリラの配線作業もうっとうしくなってきて気分転換にちょうど良いかなって。


このカタチのキャブをバラすのははじめてだからめっちゃワクワク。


その前に外観がめっちゃ汚くて触ると手が汚れるんで外観だけでも軽く洗浄したら見た目はキレイになりましたよ。
スロットルバルブを回してる時に気が付いたけど、このキャブ加速ポンプが付いてるんですね。
ケイヒンのFCRやミクニのTMRみたいに。
構造的にはFCRのような感じでキャブの底にポンプが付いてましたよ。


ガソリンとは思えない色の液体がピュッて出てきて鼻につく異臭がプワーンと。
リビングが凄いことになって妻に怒られたけどね。

ガソリン残ってたんやと思いながら凄い色してるんで中は凄いことになってるんやろうなっていうのは容易に想像できたけど。

目視できるスロットルバルブ周辺やベンチュリー部分だけ見ても真っ黒でめちゃくちゃ汚れてるからね。
 

それにガソリンの変色具合からすると現状では絶対にエンジン掛からんかったやろうなぁって感じ。

はじめてバラすキャブだけどスローやメイン、エアスクリューなんかはこれやなって理解はできたけど中間域の仕組みがいまいち理解できない。
それにジェット類の数が多すぎて何がなんだかわからないんでネットで構造を調べたらなんとなくは理解できたけどね。

調べてたら名称もサイドドラフトとかツインバレルとか呼ばれてるみたいで、どっちが正しいのか両方正しいのかいまいちわからないけど。

まぁなんとなくわかったんで外せるものは外して見ることに。
 

ガソリンが腐ってるのは異臭でわかってたんで予想通りというか期待通りの汚さ。
 

意外にもジェット類の固着はなかったんですんなり外せたのはラッキーでしたね。
この調子で外せるモノはどんどん外していったらこんなに部品がありましたよ。


凄いジェット類の数で驚いたけど内部の通路部分もバラせるとは思わなかったですよ。



事前に各種ジェット類やガスケットやOリングがセットになったオーバーホールキットがあるのは調べてたんで迷いなくバラしたんですけどね。
 

とりあえずバラせるだけバラしたんでまずは洗浄ですね。
現状ではジェットのサイズすら見えないからね。
 

はじめてバラしたけど、なかなかおもしろい構造なんでほんと楽しくてなるほどとか思いながらバラしてましたよ。

キレイになってちゃんと復活して使えたら良いんですけどね。
エンジン自体は元々ちゃんと動いてたからキャブさえキレイにすればエンジンは掛かるはずだからね。
まずはこの汚ないキャブをキレイに洗浄して元通りに復活させる。

って意気込んでるけど元通りに組めるのかなぁって自分でも思うけど。