2020年10月1日のお話。
だいぶ前の記事にサイレンサーの交換でパワーが変化するって話をしたんですが2年前の蒜山ツーリングではノーマルECUプラスインナー60.5Φストレートのメーカー不明サイレンサーで行ったんですよ。
この仕様は8000回転ぐらいまではトルクがありどこを走っても乗りやすい感じにはなってるんですが8000からレブの11500までは回るけどパワー感が落ちて音も静かで抜けてるって感じがしなかったんですよね。
フルエキなんでもちろんノーマルとは比べ物にならないぐらい上でパワーは出てるんですけどね。
見た目も好きじゃなかったんでサイレンサーの交換はしたかったんですよね。
2年前の蒜山ツーリングの後に現在付けてるビートサイレンサーに交換したんです。
このビートサイレンサーがかなりのクセモノで高回転のパワーと音は最高だったんですが、アイドリングから6000回転まではゴボついて回転の上昇が遅いわトルクはないわでヒドイもんだったんですよ。
このビートサイレンサーを使えるようにセッティングしようとECUの書換を自分ですることになったんですね。
この2年間で燃調と点火時期のセッティングを自分なりに出してきて、そこそこ満足できる仕様になったのが現在の状態なんです。
この仕様になってから確認できてなかったのがパーシャルからアクセル全開時のフィーリングだったんですよね。
直線ではわかりにくい部分で峠やサーキットのようなコーナーが連続する区間でないとないと確認できないんですよね。
軽く流してる程度ではわからないんで今まで確認できてなかったんですが今回やっと確認することができたんです。
前の仕様の時でもコーナーからの立ち上がりのアクセル開けはじめは良かったんですが全開時、高回転の伸びはいまいちだったんですよ。
今回ビートサイレンサーにECU書換をやった仕様ではどうなのかが楽しみだったんでフロントフォークの調子が悪いけど確認したくてツーリングに行ったんですよね。
結果はめちゃくちゃ楽しいパワーフィーリングに変化してましたよ。
コーナーからの立ち上がりでのレスポンスが上がってるのでアクセルにリニアに反応してくれるんですよね。
そこからパワーが盛り上がりレブの13000回転までパワーが落ちることなく素早くスムーズに加速するんでコーナーの脱出速度が確実に上がってましたよ。
フロントフォークの調子が悪いから進入は無理できないんですが立ち上がりのスピードがアップしてたんで思ってた以上に楽しくてめちゃくちゃおもしろかったです。
レブもノーマルの11500から13000に上がってるんで前ならシフトアップしてたところでも同じギヤのまま走れるんで操作に余裕ができたのはありがたいですね。
おっさんがいらんことしたからだけど、最近不調で不満が多かったZX12Rなんですがコーナーでのパワーフィーリングもめちゃくちゃ楽しくておもしろい状態になってたのはほんと嬉しかったですね。
またサーキットで思いっきり走りたいなぁと思うけど行くのがね。
その前にパワーに負けない足廻りに仕上げないと。