2020年8月23日のお話。

やっとモンキー・ゴリラ用のキタコSTDボアアップキットのポート研磨が完成したんですよ。

今日の午前中に取付けして試走確認やりました。

 

21日の夜に燃焼室をキレイにしたけどあまりキレイにならなかったんですよね。
できるだけカーボンを落として洗浄はしたんですが、汚れが落ちない原因がわかりました。
この原因はまた後日お話しします。

これ以上はキレイにならないのでバルブの当たり修正を行いましたが、本来ならシートカットしたほうが良いぐらいバルブの当たり面が荒れてました。

当たり幅が広くなりすぎない限界まで行い、なんとか密着はさせておきましたけどね。

ほんとは土曜日に取り付けする予定だったけど弟が用事があるらしく家でバルブ、カム、ロッカーアームを組み込んですぐに取り付けできる状態にしておきました。

そんなこんなで今日の午前中だけ時間をもらってシリンダーヘッドの取り付けをやってきたんです。
朝9時に行く予定がおっさんの寝坊で弟の家に着いたら10時近くになってましたけど。


シリンダーヘッドの取り付けなんでチャッチャッと済ませて1時間も掛からずに完成。
 

メインジェットの番手を取り敢えず3ランクアップさせてエンジン始動。
4、5回キックしたら無事にエンジン掛かりました。
異音やネジの緩みやオイル漏れなどをチェックして大丈夫なのを確認してから試走。

前はこもったような排気音だったのが乾いた排気音に変わってレーシーな排気音になりました。
ですがちょっとメインジェットが濃すぎたのでワンランクダウンしてもう一度試走に。

ポート研磨する前は8000回転でパワー感がなくなりそこから上は回ってるだけで11000回転ぐらいが上限でした。

今回は低回転は特に変わりなく中回転もトルクが無くなったとかもなくてアクセルハーフで9000回転までスムーズに回っていくようになりました。

組んだばかりということでアクセル全開での走行は次回ということで。

ポート研磨だけでエンジンが別物になったので弟は喜んでましたけどね。
おっさんも狙った通りのエンジンに仕上がったのでひと安心です。


低中のトルクを落とさず高回転でのパワーアップを狙って加工したんですが、思った通りの仕様に仕上がってましたね。
さらなるパワーアップにも対応できる仕様なんでカムを交換したほうが本領発揮できるんですけどね。


自分が加工したエンジンが狙い通りの仕様に仕上がるのは当たり前のことなんですが、やっぱり嬉しいんですよね。

加工前とのエンジンの違いを体感して喜んでもらえると加工して良かったって思うしね。

エンジンチューンはほんと楽しくておもしろいからやめられないんですよ。