2020年7月22日のお話。

キャブセッティングがいまいち出ていないTS200Rのキャブレターを取り外して分解しました。

一応動いていたバイクだったのでエンジンも普通に掛かっていたのでキャブレターの分解洗浄はしてなかったんです。


だから今回はじめてキャブを分解したんですが、めちゃくちゃ汚れててこれでよくエンジンかかってたなぁってぐらい汚れてましたね。
 


メインやスロージェットの番手なんて全く確認できませんでした。
老眼で見えてないからじゃないですよ。



バラせるところはバラして昨日の夜は一緒にお風呂入ってとりあえず表面の汚れはキレイにしてあげました。


外観はキレイになってメインやスローの番手確認もできました。
メインは純正と同じ170番でしたがスローは純正が30番なんですが37.5番が付いてましたね。
ニードルジェットホルダーですが分解できないと思ってたんですが、マニュアル見ると分解できるタイプでした。
汚れがハンパじゃなくて、汚れを落としてからでないと外れそうもないですけど。

スロージェットの取り付け部や各部の穴も相当汚れてて穴が塞がってたり、穴が小さくなってたりしてたんです。

泡タイプのキャブクリを浸透させて汚れを落としていきます。

何度か繰り返してやっと黒くくすんでいた真鍮の色が見えてきてニードルジェットホルダーを外すことができました。

取り外したニードルジェットホルダー。
真っ黒で筒の横の小さい穴が全部塞がってました。


ほんとこんなキャブでエンジン掛かってたのが不思議なぐらい汚れてたんです。

ほんとビックリでしたね。
このTS200Rですがエンジン掛かって普通に乗れる状態って聞いて貰ってきたからエンジンやキャブはおっさんも確認はしてなかったんですよね。

エンジン自体の調子が悪かったから、そのうちエンジンは確認しないといけないだろうなと思って腰上OHしたけど、まさかキャブもこんなにヒドイ状態だったとは思ってもみなかったです。

エンジン掛かってとりあえずは乗れてたから、ここまでキャブがヒドイ状態だとは思ってなかったけど、普通だったらエンジン掛からないだろうなぁってぐらいのキャブでしたね。

まずはキャブレターの各部品が使えるのかどうか確認するために、さらにキレイに洗浄しないといけないですね。
こんなヒドイ状態のキャブでもエンジン掛かるんだなぁというのは勉強になりましたね。