2020年7月4日のお話。

新品の部品は機械加工したままになってることが多いんでバリが残っているんです。
社外品のパーツは特に多いんですが純正部品でもバリ取りしていないことがあるんですよね。

角に指を当てると切れてしまうぐらいとがってるんです。

そのまま組んでも大丈夫な部品もあるんですが、エンジン部品じゃなくても動く部品の場合はきちんとバリを取ってあげてなめらかに動くように組んであげたほうが良いのは当然のことですよね。

特にエンジン部品はそのまま組んでしまうとシリンダーや新品のピストンに傷が入ってしまうんです。
 
50ccや125ccクラスのミニバイクのエンジンだと自分でオーバーホールしたりボアアップしたりする人が多いんじゃないかなと思います。
エンジンが小さくてひとりで持てるサイズなんで手軽にチャレンジできるのは良いんですが、何も手を加えずにそのまま組んでいる人が多いんですよね。

はじめてエンジン組んだりする人はそのまま組んでしまうことがほんと多いんですよね。
せっかくエンジンのオーバーホールやボアアップをしようと思って新品のピストンやリングを組んだけどバリが残ってて傷が付いてしまったなんてことがほんと良くあるんです。
 

日本のメーカーの製品精度は高いんですが量産品なので人の手が必要な加工は省かれているんです。

意外かもしれないですがバイク屋さんでもやってないところがあったりするぐらいですからね。

バリ取りってそんなに手間がかかるワケでもないけど効果は高いんでぜひやって欲しいなと思います。

やり方も簡単で1000番ぐらいのペーパーを軽く当てる感じで大丈夫です。
角が落ちて指が引っ掛からなければ良いからね。
削り過ぎないようにだけ気を付けておけば大丈夫ですからね。


純正部品や社外品のパーツはそのまま組んで大丈夫ってワケではないので、どんな部品でもよく確認してから取付け、組み込みをするように
して、ひと手間加える必要があるって思っておくと良いと思いますよ!