2020年6月28日のお話。
前からパワー不足が気になってたTS200R。
土曜日の夕方にちょっと時間ができたので腰上をバラすのに外さないといけないところを確認しようと出してきた。
今日バラさなくても近々シリンダーヘッドとシリンダーは外すつもりなんでラジエター液を抜いておきました。
タンクの横の右カバーと右のサイドカバー外したらマフラー外れるなぁと思ってとりあえずカバーを外してみたんです。
ついでにマフラーも外しました。
これタンク付いたままでもシリンダーヘッドとシリンダー外れるんちゃうかな!
シリンダーヘッドとフレームの固定ボルトとラジエターホースを外してシリンダーヘッドのナットを緩めて上に上げるとすんなり外れました。
シリンダーもはすしてしまおうということになり、オイルホース外してシリンダーの固定ナット外します。
上に持ち上げると最後まで上がらない。
排気バルブのフタに付いてるホースの差し込み口がフレームに当たって上に上がりきらない。
これをかわそうと思ったらエンジンを降ろさないと無理そう。
でも、エンジン降ろすのはイヤなんで、なんとかこのまま外せないか考えてみる。
ホースとフレームの当たりがちょっとだけなのでシリンダーを持ち上げなが、フレームとホースに大きいマイナスドライバーを入れて隙間をつくりながら強引に持ち上げると少しずつだけど上がってきました。
エンジンは降ろしたくないのでこの方法で少しずつ持ち上げながらシリンダーを抜いていき外すことができました。
排気バルブ自体は固着もしてなくてスムーズに動いてます。
パッとみた感じだと排気バルブもちゃんと開いてるって思ったのですが、最後のところが開いてない?
ポートの幅は狭いけど高さは3mmぐらいある部分のバルブが固定されたままになってるんです。
排気バルブ全閉時の様子。
排気バルブ全開やけど最後まで開ききってない。
まだ排気バルブの仕組みがいまいち把握できてないけど、これ閉まってたら上まで回らんかなって感じです。
一応吹けきらない原因はこれだというのはわかったけど、なんでバルブが上まで上がらないのかは、まだわかってないんですよね。
シリンダーに大きな傷はないけど、多少の傷や当たりのキツイところもあるので再利用できるのか確認しないといけないし。
古いバイクなんで新品シリンダー無いし、あっても買うつもりないから再利用するけど。
まずはキレイに洗浄してから原因探っていきます。