カスタムの定番と言えばやっぱりマフラーですよね。
見た目と音がめっちゃ良くなりますから変えたい気持ちはわかりますよ。



みんなの憧れのマフラー交換ですが、こいつがクセもんなんですね。

最近のマフラーは政府認証、車検対応で取り付けも加工なしでできるように工夫されています。
メーカーさんも開発に凄く時間を掛けているんだろうなというのがわかるほど製品の作りが良いんです。

だから、ほとんどのマフラーはポン付けできます。


昔からしたら凄いなぁと感心するほど精度が良くなってます。
ただ、エンジン特性にモロに影響するマフラーだから純正マフラーと全く同じような扱いとはならないんですね。

政府認証マフラーだからといって付け替えるだけOKとはならないのが、マフラーのようなパワーやスピードアップに影響するカスタムパーツのめんどくさいところなんですよ。

手軽に交換できるカスタムパーツでパワーやスピードに影響するパーツとなると、マフラーの他にはエアクリーナー、スクーターのプーリー、小排気量のCDI、ちょっと前にお話ししたサブコンなんかがあります。

 

取り付け自体はどれもがポン付けですね。
手軽に交換できたり取り付けできるから、ついそのままで乗ってしまうのですが、調子がイマイチだったりするんです。

パワーや走りに影響するパーツはセッティングが必要になるんですよ!

たとえパーツメーカーがポン付けでOKとか説明書に書いてあっても調子が変わってしまうのが普通だと思っておいて下さい。

同じバイクで新車同士でも微妙に違いがあるんです。
いくら日本製品が優秀であっても大量生産なので全く同じスペックになるワケがないんですね。

それが走行距離を重ねるとさらに変わってきますよね。
同じ走行距離でもハードに走る人とあまり回さない人とだったらエンジンの性能が変わるのは当然ですよ。

どうしても個々のバイクに合わせて微調整が必要になってくるんですよね。


そのまま乗って壊れることはまずないんが、せっかく気に入ったマフラーを取り付けたのに走りに不満があるのはショックが大きいですよね。
こんなときは微調整や修正、そのモノに合わせて設定を変更することが必要になるんです。

これが良く言われるセッティングなんですね。

セッティングというと難しく思ってしまうと思うのですが、仕様が変わってしまうからどうしても必要になってくるんですよ。
マフラー交換して調子がイマイチなときはセッティングが必要なんだなと思わないといけないんです。

セッティングを知らない人が、このマフラーは良くないとかイマイチとか言ってたりすることがあるのでインプレ記事を見るときは気を付けないといけないですよ。

パーツを取り付けただけで、そのモノ自体の良し悪しを判断するのは間違っているんです。

現在のバイクの状態を加味した上で判断しないと正しい判断にはならないということを覚えておいて下さいね。

みんな大好きなマフラーですが高価なパーツです。
だからこそ、いろいろと悩んで購入すると思うのですが、セッティングが必要になるってことを頭に入れて検討して下さいね。

どうしてもノーセッティングのマフラーが良いって言うワガママな人は、はじめから交換しなければ良いんです。
だってお金のムダになるからね。
こんな人ほど買ったマフラーにケチ付けたりするしね。

セッティングって難しくて初心者や素人には無理だって思うかも知れないけど、どこをどうイジれば良いかを知っているかどうかだけのことなんです。

だから難しいことでも何でもないんです。
少しずつ覚えていけば誰にだってできることですからね。

このブログで、どうすれば良いかをドンドン伝えていく予定なので、ぜひセッティングを覚えて楽しんで欲しいなと思います。