今回のメインの曲は イギリスの作曲家ホルストの 組曲「惑星」。

 

毎回制作する前に曲について調べてモチーフを探します。

 

 

 

1914〜1916年に作曲、

 

1917年にオーケストレーション化されたこの組曲は、

 

天文学からではなく、ホルストは

 

作曲家アーノルド・バックスの兄弟で著述家のクリフォードから

 

占星術の手解きを受けており、この曲の構想にあたり

 

占星術における惑星とローマ神話の対応を研究している

 

とのことでしたので、『ホロスコープ』をモチーフのひとつに

 

入れてみようと考えました。

 

 

そこで″ 演奏会当日 14時 ″ の 戸田市文化会館 の

 

『ホロスコープ』 を調べて入れてみました。

 

第1曲 火星

第2曲 金星

第3曲 水星

第4曲 木星

第5曲 土星

第6曲 天王星

第7曲 海王星

 

なので、これらの星の配置のみです。

 

 

なんと言っても人気なのは、第4曲の「木星」ですよね。

 

あの平原綾香さんの ♪ジュピター とか。

 

しかし、ホルストの作品の中でも少し稀有なこの作品に

 

注目と人気が集まるも、本人としては、他の作品が

 

その影に隠れてしまうことに不満を漏らしていたそうで…

 

とはいえ その中でも「土星」は気に入っていたようだ

 

ということなので、あえて木星ではなく土星を

 

2つ目のモチーフとしてみました。

 

 

 

さて、その前に立ちはだかるシルエット、

 

伊藤道郎さんのシルエットです。

 

ホルストのもうひとつの曲『日本組曲』。

 

こちらは、1915年。

 

『惑星』の作曲作業を中断してまで作られた

 

作品なんですね。

 

(なので、惑星の前に入れてみました。)

 

そのキーパーソンが、伊藤道郎さん という舞踊家です。

 

(いやぁこの方の家系親族も華やか)

 

この方のお父様はフランク・ロイド・ライトとも親交があった建築家。

 

そこからこの方の生涯の経歴をいろいろ掘り下げちゃうと

 

ま〜〜〜長くなりますので…ムムム

 

19歳で帝国劇場歌劇部に入団、その年にオペラ歌手を目指し渡欧し、

 

ベルリンであの山田耕筰に学んでいます。

 

でもベルリンである舞踊公演に感銘すると

 

山田耕筰に舞踊家になることを勧められて

 

その翌年ドイツの舞踊学校に入団するんですね。

 

ところが第一次世界大戦の影響で

 

ロンドンに移ることを余儀なくされるのです。

 

 

そしてロンドン。21歳の青年伊藤は、お金も衣装もないけれど

 

カフェで会ったロンドンの富豪のパーティーに招待され、

 

独自の踊りで一躍話題の人となり、芸術庇護のパトロンや

 

当時の英国首相の誕生会などでも知られるようになるのです。

 

 

さてそんな中、この日本人舞踊家 伊藤道郎の依頼により

 

『日本組曲』が「惑星」の作業を中断して書かれたとの説で、

 

しかも日本的な音階といいますか、モチーフフレーズは、

 

譜面ではなく伊藤が口伝えで伝えた などありますが、

 

一方で研究者によると、ロンドンでこの曲の伊藤による公演の

 

記録がないとの見方もあるようです。

 

 

とはいえ、研究により

 

「日本組曲」のスコアのタイトルページには

 

ホルスト自筆で

 

「マリオネット・ダンス以外の部分の主題を提供してくれた

 

日本のダンサー 伊藤道郎のために作曲した」

 

ことが明記されているそうなのです。

 

いずれにしてもキーパーソンとしての

 

伊藤道郎さんは外せません。

 

 

伊藤さんの特番を30年近く前にやっていたみたいですね。

 

興味ある方は YouTube で検索してみてください。

 

YMO時代の坂本龍一さんそっくりビックリマークびっくり

 

ヘアスタイルも。1920年前後の時代ですよ。

 

モボです。

 

幼い顔は 山P にも似てるチュー

 

 

 

話はそれましたが『日本組曲』

 

戸田交響楽団が1996年に日本初演したという

 

思い入れのある演目とのことですので

 

お楽しみにラブラブ