まただいぶ空いてしまいました![]()
今回のメイン曲は
ドヴォルザークの「交響曲第6番ニ短調」。
毎回制作する前に曲について調べて、
モチーフを探します。
1880年ハンス・リヒターの依頼により
作曲したこの交響曲は、
ドヴォルザークのスラヴ時代の精華
とも言うべき曲と言われているそうですが、
それまでにすでに「スラヴ舞曲集」などの
多くの作品を作り出していて、
それ以上のものはできないかもしれない
と言いながらも作り出した
という話もあるそうです。
1877年以降から住んだプラハのアパートは
プラダ本駅からほど近く、
鉄道ファンでもあったドヴォルザークは
毎日の散歩で駅に行くのを日課とし、
作曲に行き詰まると汽車を眺めて帰ってきた
と伝えられていることから、
●プラダ本駅周辺の町並み と
そういった構成の曲(スラヴ的要素)を
作りだせた背景には、
彼の父親がツィター(楽器)の名手で、
営んでいた宿屋で旅人に
民謡や舞曲を聞かせたりした
ということもあり、
物心ついた時には
もう聞いていたような
身についた独特の抑揚、リズム、
そしてドイツ語ではなく
(のちにドイツ語を学んでいきます)
チェコ語(母国語)を
日常の会話にしていた
などがあるとのことなので、
●ボヘミア地方の民族衣装 と
●ツィター(チター)
を組み合わせてみました。
