こんにちは、ハットリ(プロフィールはこちら)です。

 

コンサルタントという仕事柄、人生やビジネスの崖っぷちに追い込まれている人からの相談は少なくありません。

もうお手上げでどうしたら良いのかわからない、絶望だという状態ですね。

ただ、実際のところは崖っぷちなんかではなく、思考力が奪われてそう思い込んでしまっている人が多いんです。

状況を掘り下げると、まだまだ余裕があったり、やるべきことを何もしていなかったり、何かしら猶予があるわけです。

本当に崖っぷちであれば、相談に来る前に手当たり次第にアクションを起こしていますからね。


何をすれば良いのかわからなくて行動できないのではなく、余裕があるから動けない。

ただそれだけです。

そういう人は、落ちるところまで落ちないとアクションを起こせなんですよね。

解決策としては、本当に本当のドン底、このままでは明日すら生きていけなくなるというような状況になるまで放っておけば良いんです。


...と言いたいところなんですが、そのまま人生を終わらせてしまうようなことになってしまっては本末転倒なので、もう一つの解決策を紹介します。

それは何かと言うと、シンプルに「好きな人と二人三脚する」ことです。

別にそれは厳しいコンサルタントやコーチじゃなくても良くて、やる気にさせてくれる人、楽しい気持ちにさせてくれる人であれば誰でもOKです。


それなりに切羽詰まっているけど行動に至らないということは、ネガティブ要素はモチベーションにならないということです。

要するに、「最悪の未来」を想定してアクションを起こすということに向いていない人間なわけです。

であれば、ポジティブなモチベーション、つまり「最高の未来」を想定して行動を起こせるような環境に持っていくしかないんですね。


世の中、恐怖で煽られて動く人が大半ですが、希望や好奇心でしか動けない人も一定数います。

自分はどちらのタイプかを見極めることが大事だということですね。


とまぁ、他人事のように語っていますが、僕自身このことに気づくまで苦労しました。

起用当初、全財産7万円という正真正銘の崖っぷちに立ったときも、将来に対する不安や恐怖では全く動けなかったんですね。

そんな状況の中、たまたま尊敬できるコンサルタントと出会い、単純にマーケティングの楽しさにハマり、暗くて長いトンネルを抜け出せました。

僕は、ポジティブなモチベーションで動けるタイプの人間だったということです。

具体的に言うと、「マーケティングを人生に落とし込んだらめちゃくちゃ楽しい人生になるんじゃね?」という好奇心や、これを多くの人に伝えたいなという使命感によって「最高の未来」をイメージできたからがんばれたということです。

コンサルタントという仕事もマーケティングを学ぶことも、努力や苦行と感じたことは一度もないので、がんばったかのどうかはわかりませんが、客観的に見れば超ブラック労働スタイルだったので、それなりにはがんばったのかもしれません、


やらなきゃならないことはわかっているのに行動できていないという人の、行動のきっかけや生きるヒントになれば。

もちろん、僕で良ければいつでも二人三脚の相手になります。