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夫婦問題を修復するために開設した
夫婦問題Labo(研究所）。
浮気・不倫問題特に
解決が難しいW不倫に
特異な知識と経験を持つコンサルティング
唯一、探偵業の裏も表にも精通する
探偵・夫婦問題修復のスペシャリスト
通称『Boss』です。
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その不倫相手は創業者の娘であるサレ妻の
会社が窮地に堕ちた際も陰で支えた功労者
でもある。
会社が窮地に、そのきっかけを作ったのも
不倫夫である。
不倫夫の立場、その食品工場に長く勤め、
生産ラインの飛躍的な向上に貢献し、
その生産システムは特許を取得、
その分野で第一人者として、
創業者に高く評価され、婿養子として
順風満帆な生活を送っているはずだった。
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暗雲が立ち込めたのは、業績好調で
周囲が不倫夫を担ぎ上げた為、
酒に溺れ、接待漬けの日々から、
一人の女性のハニートラップに
かかってしまった。
不倫関係が始まったばかりの
この女性は、パパ活のような関係を
数人と持っており、そうとは知らない
不倫夫が女性宅を訪問した際、女性は
何者かによって殺害されていた。
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第一発見者でありながら、容疑者として
拘束された不倫夫
まさに天国から地獄、少しずつ歯車が
ずれ始め、拘束されている事が会社周辺への
メディア取材で噂が拡がりを見せる中、
社長職を引きついだ不倫夫の片腕として
支えてきた者が、部下数名を引き抜いて
独立。
独立前に改良される予定だった
特殊な生産システムの特許を片腕が申請。
その為、主要取引先が拘束中の不倫夫の
後任として、独立したばかりの
片腕の会社を指名したのだった。
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不倫夫の嫌疑が晴れ、会社に戻った時
1/3に主要な社員は引き抜かれ、
業績も1/2まで落ち込み、自宅に戻れば、
不倫した娘婿ゆえに肩身も狭く、
まさに針の筵の中、業績復活こそが
面目躍如の為の唯一残された道で
あった。
主要取引先も嫌疑も晴れた不倫夫に
対して、生産システムを再び向上させた
手腕を評価し、わずか数ヶ月で
取引高をこれまでとほぼ同額まで
取り戻す事ができた。
ところが、不倫夫の拘束と引き抜き、
その結果業績不振を急遽引き継ぎ、
会社と幼子を支えてきたサレ妻が
乳がんを発症、乳房の全摘手術を
行う事に。
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手がかりならここにあるのかも
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業績は回復したものの、サレ妻との
信頼関係は取り戻せぬまま、全摘手術。
サレ妻から渡されたノートの記録は
ここから始まっている。
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