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『誰が苦しんでる?

 子供みたいに駄々こねて。

 外面だけはいいけど、

 ただのマザコンのハゲ。

 自分は苦しんでいるかどうかあちこちで

 関係もった女に聞いてみればいいでしょ

 

俺はそんなことしていない。断じて、人に

 後ろ指を刺されるようなことはしていない

 

『あら、〇〇というお店の愛佳さん、貴女を

 お医者様だと言って、信じていたし、

 〇〇という店では偽の名刺まで作っている

 じゃない。

 私、その名刺を持ってるから。』

 

『そんなに俺を貶めたいのか?

 俺はそんな事をしていない。』

 

『そ、貴方の弁護士はこないだ不貞の事実は

 認めました。弁護士も嘘ついたの?

 あ、聞いてないんだ。』

 

と・とにかく早く離婚してくれ、

 その条件を出せ

 

『自分の非を認めて、それからならば、

 考えるかもね』

 

不貞を認めたら、離婚するのか?

 

『あら、後ろ指を刺されることはして

 いないんでしょ』

 

う・うるさい!

 

捨て台詞を残し、そのまま出て行った

不貞夫は翌日、3人目の弁護士を

解任したようだった。

 

『調停だけで、3人の弁護士?聞いたこと

 ないですよ。』

 

『どうなりますか?』

 

『また、別な弁護士が現れるだけでしょう』

 

予測通り、2回の調停期日を延期した

後、遂に4人目の弁護士が登場した。

 

事前に打ち合わせをした上での

受任だったのだろう。

一見、物腰の柔らかそうな弁護士は、

かなりしたたかで狡猾だった。

 

さて、

4番目の弁護士が登場したのは、

既に調停員も進展がなく、

お手上げ状態になってからの事。

 

不貞夫への揺さぶりが悪影響を与えたのか、

不貞の証拠として、不貞女とその家族らの

書面があるだけ。

しかも氏名は伏せており、不貞夫と不貞関係

にあり、それがいつまで継続したのかも、

明確なのは音声だけのものだった。

 

これ以上の証拠を提出がなければ、

 調停は不成立にし、裁判にする

この弁護士は、即断し、調停員に通告。

 

サレ妻も弁護士の通告を受け入れた。

 

長引くだけの無駄な時間のかかった調停。

 

不成立はあっという間に決定され、

不貞夫の申し立てした離婚調停は、

不成立になった。

 

不貞夫と義母はその報告を聞いて驚き

その夜にそれぞれから抗議の電話とLINEが

あった。

 

サレ妻は一切その電話とLINEを無視。

1週間後、不貞夫の4番目の弁護士からの

通告状であった。

 

1.離婚に向けた話し合いに応じる事

 

2.当人に不貞行為の事実があるならば、

 詳に明らかにする事

 

3.離婚する場合の具体的な条件を提示する事

 

4.現在の住居は、当人の両親が、生前贈与

 したものであり、速やかに退去すること

 

5.速やかに法定代理人を委任する事、差も

 なくば裁判にする事

 

これまでの弁護士が通告してきた内容と

何ら遜色ない事ばかり、サレ妻は弁護士から

の通告状を無視した。

 

その10日後、ついに家庭裁判所から

訴状が届いた。

 

不貞夫からの主張。

結婚生活が円満でなかった事。

性生活の不一致

夫婦としての価値観の違い。

浪費癖がある。

嫁と姑の関係を蔑ろにして、協調性に

欠落している。

 

など、これまで指摘すらなかった事を殊更、

事実のように記載し、主張してきた。

 

『重箱の隅をつつくように、思った事を

 述べてきますから想定内のことでしょ。

 気にする必要もないです。』

 

悔しくて涙するサレ妻

 

サレ妻が反論書面として、提出したのは、

まともや『音声と不貞夫との不貞を認める

書面だけ。

 

しかし、今度は実名入り、住所も署名捺印も

記載したものだった。

 

さらに不貞夫の主張に対し、争う姿勢で

ある事も明記した。

 

3回目の裁判で、裁判官から、離婚に関し、

和解をするようにサレ妻に勧告された。

 

サレ妻は拒否したものの、離婚条件について

の話し合いに応じる事を命じられた。

 

4回目の裁判、不貞夫側から提示されたのは、

慰謝料として1000万、さらに財産分与

として、1500万が提示された。

 

但し、不貞に事実は一切ないという主張。

 

5回目の裁判、サレ妻は不貞の事実の認める事

を要求。

 

不貞夫の弁護士は、その事実があるのならば、

『提出書面』以外の証拠を求めた。

 

裁判官からも次回までに不貞の事実を

認める証拠を提出するように厳命された。

 

『やっと、少しはお役に立てますかな』

調査報告書から抜粋した内容をサレ妻に提出。

 

作成した裁判所に提出用の調査報告書を

サレ妻は、相手側弁護士と裁判所に提出した。

 

そして、6回目の裁判、4人目の弁護士の表情

憮然としたまま、相手側から再度、離婚に

向けた条件提示の変更を提案され、裁判官が

次回までに再提出するように命じ、

不貞の事実認否については、触れることが

なかった。

 

サレ妻に対しても、意見を求められること

すらなかった。

 

7回目の裁判、

相手側弁護士は、慰謝料2000万・財産分与

として、それまでの預貯金全額2500万並びに

生前贈与と主張していた家屋の評価額1000万に

相当する額として、合わせて3500万を

提示してきた。

 

サレ妻は、猶予期間を裁判官に求め、

裁判官も了承した。

 

お金の問題じゃない事をわからないん

 ですかね。

 

『裁判官に怒られるかしら。』

 

 

 

 

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