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目の前に不倫相手が黙って座り、
サレ妻から話を始めました。
突然、押しかけてすみませんね。
率直に言います、この場で夫と
別れてください。
アナタも子供の親ですよね、
自分のやっている事を娘さんに話せます？
物事には良い事と悪い事、その歳で
区別つきますよね。
逆の立場で自分の子供が
傷付く姿を想像できます？
既婚者だと知ってましたよね？
夫と別れてください。
しかし、不倫相手の返答は想像以上に
耳を疑うものだった。
それも笑顔で・・
悪いと知りつつも、難しいのが人間の性
起きてしまった事象を受け入れ、
順応するのも人間ですよ。
いつまでもご主人に取り憑いて・・
それにこの先、誰と暮らすかは
私が決めることではありません。
不倫夫が決めることです。
不倫夫が決めたからこそ、
今ここで生活しているんです。
私は彼にどうこういう事でもない。
別れるならそれでいい。
このままここにいるならそれでいい。
私と話をする前に彼と話をした方が
いいんじゃないですか？
悪びれる様子もなく平然と答える不倫相手に
唖然としたサレ妻。
ショックで返す言葉も出ませんでした。
しばらくフリーズしたサレ妻。
まさか、そこまで強気に出てくるとは
思ってもいなかったという。
謝罪の一言もない。
引き下がる訳には行かない。
待機している不倫夫を呼び、2人に
その場で不倫を認める念書を
書くようにサレ妻は言い、書き終わるまで
車で待機すると伝え、外へ出た。
1時間後、不倫夫は書いた念書を持って
やって来ました。
もちろんキレてました。
『何なのお前、マジで！』と。
不倫夫は念書をネットで調べたのか、
法的に通用する内容の念書でした。
弁護士や探偵事務所の方が
『念書があれば1番の証拠になる』と
言われ、念書を書かせる事にしたのだった。
インターホンを押した時から旦那が念書を
外に持って来るまでの間、サレ妻は
ボイレコを用意し、録音。
それまでにも色々調べてGPSをネットで
契約し、１ヶ月のレンタル契約をした。
旦那が自営業でもあり、日中は車を
止め、様々な車に乗り換えていましたが、
自家用車に磁石でGPSを付けました。
しかし、GPSを付けた事がバレているのか
数日、車は置き場から動きませんでした。
ある日、充電交換の為、夜中に外し、
翌日、付けに行くと車が無くなって
いたのです。
さて、この中には間違いはあるのか・・
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