血だらけで
帰宅した夫を見て呆然とするサレ妻。
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問いただすと警察署で事情聴取されていたと
説明するが、詳細は語らない。
その夜はそれ以上何も語らない不貞夫。
深夜、サレ妻の元に義母から電話が入った。
しかし、サレ妻は、寝入っていた為、その
連絡に気づいたのは翌朝。
普段通りの朝を迎え、昨夜の事は、何も
なかったように振る舞い不貞夫とサレ妻。
その日は二人とも午前休暇を取ることにし、
子供達を幼稚園・小学校へ送り出した直後
来訪したのは、義母だった。
ただならぬ雰囲気でやってきた義母。
どうやら、昨夜の不貞夫の様子を本人から
報告を受けての来訪の様子。
来訪するなり、親子で別室で何やら話して
いる様子に腹が立ったサレ妻は、
『義母さん、昨夜何があったか知って
いるんですか？いや、知っていますよね』
『・・・落ち着いて』
『落ち着いて？血だらけで警察署から
帰ってきて何も言わないんですよ。
落ち着いていられます？』
『・・息子は事件に巻き込まれたの。
息子が何かしたわけじゃないから、
安心して』
『じゃーどうして義母は知っているんです？
なぜ、私には説明してくれないの？』
『それは・・・貴女が知らない方がいいから』
『私、嫁ですよ。どうして私が知らない方が
いいんですか？』
『俺が説明するよ、もう仕方ないんだ。
起きてしまったんだから、いつかは判る』
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