不貞女に対し、サレ妻は同情する言葉を
発する場面を目にする。
ウチの夫にも責任はあるわ。
嫁さ、自分が愛されてないのに自宅で
何もしないで家にいるんでしょ。
不貞夫の稼いできた給料でエステに行って
今更あんなババァに金かけても無駄だって
わからないのかしら。
そんなに妻の座にしがみつきたいの
かしら。
今、目の前にいる不貞女はこんな事を
不貞夫とのやり取りでしているのに。
それでも、演じている不貞女に対し、
中にはその謝罪だけを受け入れ、
嘘の涙に同情するサレ妻。
(サレ妻にも非があるなどとコメントする輩も
いますが)
対峙する不貞女がその場を繕い、回避し
再び不貞夫と連絡を取り合わない。
そして、その関係性を水面下であろうが
断絶させるには、不倫脳で洗脳された
不貞女に厳しい現実を突きつけてやるしか
ないのだが。
確固たる自信いや不貞女にとっての
最大のカードは、
不貞夫との間にできた子供を中絶した事
不貞夫が土下座して、
絶対に一緒になるから、今回だけは
堕ろしてくれ。
一生、大事にするから
と涙ながらに訴え、不貞女はと誓約書を
不貞夫に書かせていた。
主導権を握った不貞女にとって、
愛情があれば、再婚を望み、
一生金ヅルとして食い尽くす事もできる
カードを手に入れたと思い込んでいる
強気の不貞女。
サレ妻から依頼を受けた時には既に
中絶と誓約書というカードを手に入れて
いる不貞女に対し、サレ妻は不貞夫からの
告白で全ての事実を知り、感情に任せ
対峙したものの、不貞女のしたたかな演技力
に騙され、返り討ちにあってからの
相談だったのだが。
探偵が調査として受件した内容は、
不貞女身辺調査
サレ妻が対峙する際の不貞女の弱点を
洗い出すための調査だった。
自身の体を傷つけ、中絶までして誓約書まで
書かせる不貞女の弱点を探るため、
出身地・出身高校・卒業後の足取りを辿る。
この手の女性の多くはお金目的。
その背景を明確にしなければ、弱点を
見いだすことができない。
調査の結果、不貞女には生活保護受給を
している父親がいることが判明した。
最近、車との接触事故を起こし、争議中で
ある事も明らかになった。
家賃10万以上はするマンションに
住む娘(不貞女)が近くにいるのにも
関わらず同居せず、生活保護受給者で
居られるはずがないのだが。。。
探偵はその都市の保護課を訪問した。
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