来年の春に卒業する予定の大学生の就職内定率は、10月1日の時点で去年の同じ時期を1.2ポイント上回る64.3%で、3年連続で改善しました。
文部科学省と厚生労働省は、毎年10月から2か月ごとに大学生の就職内定率を調べていて、ことしは全国の大学からおよそ4800人を抽出しました。
ことし最初となる10月1日時点の就職内定率は64.3%で、去年の同じ時期を1.2ポイント上回り、3年連続で改善しました。地域別では関東が最も高く71.5%(前年比+4.3ポイント)。次いで近畿が68%(+1.6ポイント)。
北海道・東北が63.2%(+0.2ポイント)。
中部が54.8%(-5.3ポイント)。
九州・沖縄が51.7%(-3.2ポイント)。
中国・四国が51.3%(+1.8ポイント)となっています。
厚生労働省によりますと、景気が回復傾向にあることから企業の採用意欲は高く、内定を得た学生の数は去年の同じ時期より1万6000人多い28万4000人と推計されていますが、まだ就職活動を続けている学生も去年と同じ15万7000人に上るとみられるということです。
厚生労働省は、「就職をあきらめない学生が増えているとみられ、学生が孤立しないよう、ハローワークなどできめ細やかな支援を続けていきたい」と話しています。