中国の新聞記者 が企業の信用を傷つけたとして逮捕された問題で、当局は、この記者が持っている取材活動に必要な記者証を取り消すことを決めたうえ、新聞社を傘下に持つメディアグループに対し、関係者の責任を追及するよう求めるなど、引き締めを一層強める構えを見せています。
この問題は、中国南部、広東省の新聞「新快報」の27歳の男性記者が、大手企業の不正を告発した記事で企業の信用を傷つけたとして逮捕されたものです。
これについて広東省の当局は31日、記者の取材活動に必要な記者証を取り消すことを決めました。
さらに当局は、この新聞社を傘下に持つメディアグループに対して、新聞社の関係者の責任を追及し、直ちに幹部の人事異動を行うよう求めるとともに、今後さらなる処分を行う方針も示し、引き締めを一層強める構えを見せています。
一方、この新聞社の別の記者によりますと、日常の取材についても社会問題を取り上げた記事が掲載されにくくなるなど、当局からとみられる指示が増えているということです。
これに対して中国のインターネット上では、事実関係が十分には明らかにされていないとして、記者や新聞社に対する処分に疑問の声も上がっています。