国連「シリアで250万人困窮 早急な対策を」 | anniniのブログ

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内戦が続くシリアの人道状況について、国連の安全保障理事会で報告が行われ、国連の担当官は、今なお250万人が支援物資を受け取れず、冬が近づくなか、一層厳しい生活を強いられることが懸念されると早急な対策を訴えました。

シリアでは、国連などの監視の下、化学兵器の廃棄に向けた作業が進む一方で、依然として政府軍と反政府勢力による激しい戦闘が続いています。
安保理では25日、シリアの人道状況を巡る協議が行われ、国連で人道問題を担当するエイモス事務次長が報告を行いました。この中でエイモス事務次長は、国連やNGOが毎月およそ400万人に食料などの支援物資を届けているものの、首都ダマスカス近郊や北部のアレッポ近郊などでは、政府軍などに包囲されたおよそ250万人に、1年近くにわたって物資が届けられていないと明らかにしました。また、一部の地域では14年ぶりにポリオの感染も報告され、冬が近づくなか、市民生活が一層厳しさを増すことが懸念されるとしています。
安保理では、今月初めにシリアの人道状況の改善を求める議長声明が採択されましたが、その後も状況は改善されていません。
エイモス事務次長は「もはや時間との闘いだ。われわれが議論している間にも人々が次々と命を落としている」と述べ、早急な人道支援を可能にするため、国際社会がアサド政権と反政府勢力の双方により強い圧力をかけるよう訴えました。