トルコの観光地、カッパドキアで日本人の女子大学生2人が刃物で刺され、1人が死亡、1人が大けがをした事件で、トルコの検察は11日、拘束していた男を容疑が固まったとして殺人などの疑いで逮捕しました。
アナトリア通信などによりますと、逮捕されたのは、カッパドキアに住むムスタファ・ディラウェル容疑者(27)です。
検察の発表によりますと、ディラウェル容疑者は今月9日、カッパドキアを観光で訪れていた新潟大学の女子大学生2人を刃物で切りつけ、宮城県名取市出身の栗原舞さん(22)を殺害し、もう1人の女子大学生に大けがを負わせたなどとして、殺人や殺人未遂などの疑いが持たれています。
ディラウェル容疑者は10日、捜査当局によって身柄を拘束され、検察ではその後の捜査の結果、容疑が固まったとして、11日、ディラウェル容疑者を逮捕しました。
捜査当局に拘束された当初、ディラウェル容疑者は容疑を認めたとみられていましたが、現在は検察の調べに対して容疑を否認しているということです。
このため検察は、容疑の裏付け捜査を進めるとともに、ディラウェル容疑者が2人を襲った動機の解明などを進めることにしています。
遺族がトルコに到着
この事件で死亡した宮城県名取市出身の栗原舞さん(22)の遺族がトルコに到着しました。
栗原さんの両親は現地時間の11日午後9時ごろ、日本時間の12日午前3時ごろ遺体が安置されているトルコの首都、アンカラに到着しました。
両親は沈痛な面持ちで日本大使館の職員に付き添われて車に乗り込み、空港をあとにしていました。
両親は、アンカラ市内の施設に安置されている遺体と対面する予定です。