【宮地ゆう】米アップルの日本法人は11日、東京都内でメディア向けに「iPhone」の発表会を開いた。日本時間の同日未明に米国で発表されたばかりの「5s」と「5c」を実際に手に取れる。発売は20日。1週間あまり早く、試してみた。
NTTドコモの導入を発表トピックス「iPhone」
参加者は約70人。照明を落とした部屋に入って行くと、スポットライトに照らされて、3色展開の「5s」と5色展開の「5c」が並んでいた。
これまで「iPhone」といえば、シンプルな白や黒だっただけに、あざやかなカラフルさがまず目についた。
米国では199ドル(約2万円)からという「5s」はゴールド、シルバー、グレー。とりわけゴールドが新鮮だ。女性には受けそうだ。「5s」の売りの一つである指紋認証を試してみた。画面上で番号を打ち込んだり、指でなぞったりしなくても、「ホーム」のボタンの上に指を置けばロックがはずれる新しいセキュリティーだ。
指紋の登録には、決めた指で何度かボタンに軽く触り、指の縁の部分の指紋まで読み込ませる。10回くらい触れば完了。後は、軽く触れるだけでロックが外れて画面が立ち上がる。
複数の人の指紋を登録したり、同じ人が何本かの指を登録したりもできるが、登録を増やすと起動が遅くなるという。使えば使うほど指紋の記憶が精密になり、セキュリティーの度合いが高まるとの説明だ。
反応や立ち上げの時間は短い。頻繁に使うユーザーには、手間が省けてありがたいことだろう。
指紋認証は音楽・動画配信の「iTunes」などでも使える。音楽や動画のダウンロードをよくする人には、IDやパスワードを入れる必要もなくなり、安全を確保しつつ、手軽に操作できるという。