みなさん、卒業式って覚えていますか?
小学校、中学校、高校、大学…みなさんにとって思い出深い卒業式はどれでしょうか?
実はタンジェントは覚えている卒業式が全くありません(笑)
うーん、意外と小中高大と楽しんできたタンジェントですが、卒業式はもちろん入学式も悲しいかな?いわゆる思い出に残っておりません。
しかし、だからこそタンジェントはものすごく卒業式に思い入れがありました。もちろん、今もそうですが。
タンジェントが好きな学校行事ベスト3は…
①合唱コンクール
②卒業式
③文化祭での食店
といった感じで、そのうちの②③が本校では3年生で行えるものでした。
でも、実は自分が学生の頃はそうでもなく…なんですかねぇ。きっと自分自身学校行事で良い思い出がないため、だからこそ目の前の生徒には良い思いをしてほしいということなんだと思います。
さて、①合唱コンクールについては、本校初の2年連続金賞という快挙(自分で言うのもなんですが・・・)を成し遂げ、次にやるのは文化祭を盛り上げ卒業式をジャックすることでした!!
まず文化祭においては販売するものから他とは違うものにしよう!そして、なるべく手のかかるみんなで協力できるものにしようということから、韓国料理の「ホットク」に決まりました。韓国マニアの女子生徒を中心に、何度も試作を重ね、実際に販売店に足を運び話も聞いたりしました。
そして、迎えた当日は本当にみんなが素敵なチームワークを発揮して、思い出に残る文化祭になったと思います。
また、この文化祭前後に学年である事件が起きました。あるクラブの生徒たちが有志で文化祭中に発表をしようとしたところ、そのクラブの先生とのミスコミュニケーションが起きてしまい、その発表ができなくなってしまいました。
このことは学年をも巻き込む事態となり、生徒たちの思いは爆発寸前でした。
そして、なんとそのことがきっかけで卒業式直前に生徒主催のイベントをやろうということになりました。
そこから生徒と先生が協力をし、議論を重ね、誰もが参加でき、誰もが楽しめるイベントにということとなり、なんとタンジェントが大好きな合唱コンクールになったのです!
曲は各クラス自由曲の1曲のみ、そしてそれはどんな曲でも良いと。しかも、保護者の方も招待をするという、実は本校では後にも先にも例がないイベントに発展をしたのです。
タンジェントのクラスは話し合った結果、いきものがかりの「ありがとう」に決定し、しかも「あいしてるって伝えたくて あなたに伝えたくて」のタンジェントがサプライズで出てきてソロで歌うというまさかの事態に(笑)
もう、今思えば何でもありでしたね。迎えた当日は保護者も100人以上が来校する中、タンジェントが体育館の舞台上に突然現れ、完全に緊張のせいで声が裏返ったまま歌いきりました。もう2度とやれないことでしょうね・・・。
さて、そんなイベントもありいよいよ卒業式を迎えることとなりました。4年目のタンジェントにとって、はじめての卒業生を送り出すことでした。
実はタンジェントは本校の卒業式を1年目に見た時から、はじめての卒業式だけは絶対にやってやろう!と決めていたことがありました。
本校では卒業式において、各クラスの担任の先生が自分のクラスの生徒の名前を読み上げるというものがありました。
それは、生徒名簿を見ながらとなるのですが、それをすべてきちんと暗記をして読み上げようと。
以前挑戦された先生もいたそうですが、生徒の名前を飛ばしてしまったり、間違えてしまったりと完全にうまくいったことがなかったとのことでした。
そこで、タンジェントはそれをやりきって送り出そうと。あくまで自分のためではなく、はじめての卒業生のために。だから、たとえパフォーマンスと思われても、このはじめての卒業生の時だけはやろうと。
そこで、4月に生徒名簿をもらってからは、時間があると生徒の名前を何度も何度も頭の中で繰り返しました。元々、生徒の顔と名前を覚えるのは得意なほうではありましたが、それでも絶対に緊張はするし、何より間違えるわけにはいかない!
そのような思いから、何度も何度も練習をしました。
そして、迎えた卒業式当日、唯一名簿を閉じたまま、生徒の顔を見ながら全員の生徒の名前を呼びきりました。
もちろん、卒業式後は怒られたり褒められたりと賛否両論でしたが、それでもタンジェントにとって、そして生徒にとっても良い思い出になったようでした。今でも卒業式が近づくと職員室では語られる話題ですし、その時の卒業生に久しぶりにあっても、この話は思い出話にあがります。
このように順風満帆に卒業生を送り出したかのように感じられるタンジェントの思い出ですが、実はこの4年目に生徒の信頼を失いかける事件もありました。
タンジェントにとっては、何気なく発したクラスへの一言、それがタンジェントのことを信じることができないと思わせてしまった生徒を。生みました。三者面談で保護者の方も交えて話をし、その後本人、保護者の方からとても丁寧なお手紙をもらいました。
その時にその生徒から薦められた「鈴木先生」という本を読み、改めて「先生」という仕事の重大さを思い知ることができました。
この時、本気ではじめて「先生」を辞めようと思い、そして本気で「先生」であろうと思いました。
さて、はじめての卒業生を送り出したタンジェントがその後どうなったのか…実はタンジェントは5年目も3年生を担当することが卒業式の少し前に決まっていました。
そして、その2度目の3年生と2年生のうちにお手伝いとして修学旅行にも行くことに…。
そんな5年目の「先生」生活は次回つれづれなるままに書き連ねます。