新しくシニアの生徒さんが増えました!

 

 

先日から、ご縁のできたピアノの生徒さんは、82歳の女性です飛び出すハート

60歳からピアノを始めたそうです。

過去20年ほど、先生についたりつかなかったり。

 

一間のアパートのかなりのスペースを

グランドピアノが牛耳っていました。

 

ピアノがご自身の生活にとって

なくてはならない物であることが伺えました照れ

 

60歳から始めても、

長寿であれば20年も研鑽を積むことができる

という事実は、凄いことだなと思いました。

 

20年といえば長い年月です。

 

でも、あっという間に過ぎてもいける。

 

何曲か学んできたレパートリーがあり、

それを巡回して練習していらっしゃるそうです。

 

今日はバッハのインヴェンションを

弾いて頂きました。

 

読譜にもかなり時間がかかったそうですアセアセ

 

残念ながら、

1音間違えて習ってしまっていました。

 

これを直すのは、もちろんすぐにはできず、

当分かかりそうです。

 

インヴェンションは

ポリフォニー、多声楽と言う名前がついているごとく、

よくある、右手がメロディに左手が伴奏、

と言うパターンではないです。

 

右手も左手も独立したメロディラインがあって、

どちらも自分で歌えないと

聴いている側に

独立したメロディーとして

聴こえてきません。

 

片手ずつ一緒に歌ってみましたほんわか

 

歌ってみると、

上がったり下がったり跳躍したりといった、

音符の動きに敏感になります。

 

その感覚を忘れないようにお願いしました。

 

そしてその音符の動きに、

指がダンスをするように反応するとはどんな感じか、

私の手に乗っかってもらって

デモンストレーションしました。

 

私の手首は、とってもしなやかに動いて、

一本一本の指がダンスしているのを

触感で味わってもらいたかったからです。

 

これから、この生徒さんの新しい学びが始まります!私も楽しみです。