15日(日本時間16日)に開幕するナ・リーグの優勝決定シリーズでは、ドジャース・黒田博樹投手(34)がフィリーズとの第3戦先発に14日、決まった。
何度も「気持ち」という言葉を口にした。首痛で戦列を離れていたドジャース・黒田博樹投手(34)はナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦の先発を任され「投げさせてもらえるのはありがたい。期待に応えたい。気持ちで負けないように」と意気込んだ。
13日にアリゾナ州の教育リーグで実戦形式の投球練習をこなし、ぎりぎりでシリーズに間に合わせた。投球を視察したトーレ監督は「(第3戦は)とても重要。彼は当てにできる男だ。リーグ優勝決定シリーズでの復帰は無理と思っていたが、彼の投球を見て心変わりした」と第3戦に起用する理由を説明した。
復帰への準備不足は否めない。「いけるかなというのは投げてみないと分からない」と本人も調整の慌ただしさを認める。だからこそ「気持ちの部分でカバーしたい」と言う。自分を必要としているチームのために、気持ちで投げ切る覚悟だ。
シリーズのカギを握る第3戦。しかも、熱狂的で知られる敵地での登板は、楽ではない。「プレッシャーはたくさん味わってきた。いい形で自分にプレッシャーをかけて試合に入っていきたい」。昨年のポストシーズンも含め、フ軍には通算4試合先発で2勝0敗、防御率1・44の好相性。9月28日以来となる登板で華麗に復活を遂げる。