1.かづきれいこ先生による「フェイスプランナーに成るための心構え」





たっぷりと2時間講義。


3年ぶりぐらいに生でかづき先生をみましたが


どんどんお話が上達されているのを感じました。





その間 立ちっ放しなんです。なんだろうあのパワー。。。





アーティストの感覚や、経験値に基づくファジーな「メイク」理論しかなかったのを





エビデンスに基づく理論として「メイク」が学問になることは





学ぶ私達にとってありがたい。





ここで使われている「エビデンス」=効果が数値によって証明されるということ 





と認識しました。





また、メイク技術がいくら卓越しようとも





そのメイクによって、気持ちが高揚し、行動が変わらなければ





宝の持ち腐れだということ。





メイクをした自分の顔を自分で受け入れる瞬間、喜ばれる瞬間に立ち会えることが





どれだけ、メイクをする側に元気と勇気をもらえるか。





喜びとか達成感という表現だと単純すぎるのでしょう。





『「じわぁぁ~~」と胸に来るものがある』





と言われていました。(いつも言われていますことですが)








私が惹かれたのはまさに、「理論」でして





某大手H社のメイク講座を受けたとき、講義内容がガーン で。





また、華やかな世界には興味なく(汗)



ただ、一般の人に向けてメイクをする方法が知りたかったので





「あ~ 間違ってなかったかな~♪」とうれしくなりました。

















2.東京大学名誉教授 原島博先生「いい顔になろう」



3月のNHK「ニッポンの教養」にご出演されたそうで

さすが、お話がとてもとても上手でした。



声の出し方、発音の仕方、話の展開方法、とても勉強になります。



特に「平均顔」のお話は興味深くて、コンピュータグラフィックで映し出された顔は



時代背景も映し出しているようでした。



やっぱり、一流大学にいけば 一流の先生もいるんだなああ・・・








3.グリーンウッドスキンクリニック院長 青木 律先生「リハリビメイクに必要な形成外科の基礎知識」



いや~



すごいよ、スライドが・・・もう、、ね



自分が医大生の気分になりました。



形成外科の視点から、どのようにリハビリメイクが役に立つのかを



ざざざーっと教えてもらいました。



ただ、とても人間の精神的な面にかかわるデリケートな問題もあって



一人一人にあわせた対応が大事なんですね。





4.化粧品について



Reiko Kazkiの商品開発の担当者から、化粧品会社の先生まで



どうやって化粧品は作られるのかについて

また、皮膚構造~化粧品の役割について



ざざざ~~~~とかけめぐる授業でした。





以上、駆け足ですが座学の雑感。
つたないですがそんなIKKOさんの最近のメディア露出について考察してみました。

1社会的背景
日本中不況の渦の中
ターゲットとしてきた美的感度の高いブランド思考の20代OL人口の激減

2テレビ業界の変化
番組製作費の削減でコストの高い海外ロケや高額タレントを削減

3美の伝道師
美の伝道師として毎回新しい話題、作品、商品を出し続けなくてはならず出尽くした感がある

また、新しいものを探せば探すほどターゲットの手が出せないものになって行くことが解っている

4失恋
失恋をしたことで自分を振り返る時間ができた
着飾ることだけがすべてではなく、力を抜くことを覚えた
=すっぴんで出演したっていいじゃない
=メイクした時との差がメイク技術の高さを演出。

以上の観点から
・美のメイク伝道師から美のマルチタレントへ
・すっぴん+自宅ロケで低予算で使いやすいコンテンツを提供して不況下でも露出を絶やさない

という作戦が垣間見えます。

自己プロデュース力が凄まじいですよね。ほんとに凄い。
全身全霊でお仕事されるようですから身体には気を付けてほしいです。
IKKOさんのメイクが大好きです。モデルに合わせた色使いが素晴らしいと思いますし、プロデュースしている着物もすごくカワイイ。
でも 他のメイクアップアーティストさんと一番違うなと思うのは、、

*愛情*

を感じるということ。
メイク、モデル、まわりのスタッフに注いでるパワーが伝わってくるんですな。
完全に魅せるメイク。
テレビ用
スチール撮影用
ショー用
土台がそもそも美しいモデル用

なんで、そのまま自分のメイクに取り入れるのは無謀てなもんです

ピアノ発表会とかライトがあたる時しかないな(笑)
アラフォ~ともなれば頬の位置はさがり、頬がこけて見えてきます。

特にやせ形の方は顕著にでてきますね。

私の会社にも ちょうどそのタイプの方がいるのですが、彼女はヘアスタイルで上手にカバーしています。
髪の毛くるりん大作戦!

キャラクターにも合っていてとっても素敵。