地鎮祭とは… | 山形の注文住宅ならFaceの家

地鎮祭とは…

こんにちは。

土曜日担当の廣谷由香里です。


今日は朝6:30から社会奉仕活動 国道13号の清掃活動を行いました。

後藤組の社員全員と協力業者さんみんなで行います。


朝のお散歩とはならずに、ここ数年来一番働いたと思われる私…

現在、顔面と手のひらが大変ポカポカして、眠さMAXのところブログ作成中。

すみません、途中寝るかもしれません。



さて、本日の内容は「地鎮祭」について。


皆さん、地鎮祭って知っていますか?


工事を着工する前に敷地の土地神(氏神)を鎮め、

土地を利用させてもらうことの許しを得、

工事の無事を祈願する為に行われる儀式です。


神式と仏式があります。


下の写真はfaceboxモデルハウス建築の際の地鎮祭(神式)の様子


中はこんな感じになります。

敷地のなかほどに祭壇を設け、氏神を迎えます。



1.入場前の手水(ちょうず)の儀

神事の会場に入る前に手水桶から掬った水で両手を洗い、心身を浄めます。


2.修祓(しゅばつ)の儀

開式の後、祭に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式です。

(参列者祓い時はご低頭をしていただきます。)


3.降神(こうしん)の儀

祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式です。

神職が「オオ~」と声を発して(「警蹕(けいひつ)」と言う)降臨を告げます。

(ご低頭していただきます。)

4.献饌(けんせん)
神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式です。
酒と水の蓋を取る。(参列者は着席したままです。)

5.祝詞奏上(のりとそうじょう)

その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する。

(ご低頭していただきます。)


6.切麻散米(きりぬさんまい)

祭壇に供えられた神酒、米、塩、切木綿を中央及び四隅にまき、お祓いを行います。

(参列者は着席のまま祭主に行っていただきます。)


7.地鎮(じちん)の儀

斎鎌(いみかま)を使った刈初(かりそめ)

斎鍬(いみくわ)を使った鍬入(くわいれ)

斎鋤(いみすき)を使った穿初(うがちぞめ)

設計が鎌、建主が鍬、施工者が鋤に振り分けられる事が多いです。

鍬入の儀とも言います。

この時、「えいっ!えいっ!えいっ!」の元気な声もお忘れなく。


8.玉串奉奠(たまぐしほうてん)

神前に玉串を奉り拝礼します。

玉串とは、榊に紙垂を付けたものです。

祭主、施主、来賓、設計、施工の順に行うことが多いです。



9.撤饌(てっせん)

酒と水の蓋を閉じお供え物を下げる。

(参列者は着席のまま祭主が行います。)


10.昇神(しょうしん)の儀

神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式です。

(参列者は起立し、ご低頭していただきます。)


この後に閉式が行われることになります。



最後は、神酒拝戴(おみきはいたい)です。

土器(かわらけ)の杯にお神酒を注ぎ、神職の合図で乾杯を行います。

地鎮祭は、人生でそう何度も経験できることではありません。

faceの家では、一般の住宅の地鎮祭だからこそ、厳かな雰囲気の中執り行いたいと考えています。