今日も”たみ先生の美タミン日記”スタートしま～す
胃がんになりたくないのでピロリ菌の検査を
したいのですがどういう検査があるのかしら
胃がんの原因とされるヘリコバクターピロリ菌の検査は
様々ありますが重要なことはピロリ菌の治療だけをしても
安心してはいけないそうなんです。
ピロリ菌の検査をして陽性でその後 治療して
除菌しましたからガンにならないとは言えません。
ピロリ菌が体内から消えたとしても
がんになる確率はゼロになる訳ではないのです。
これは治療するまでの長い年月で既に胃を痛めている
可能性があるからで除菌してもそれまでに悪化してしまった
状態が劇的に改善するわけではありませんので
ガンになる因子は残っているということだそうです。
検査は迅速ウレアーゼ試験・鏡検法・培養法・抗体測定
尿素呼気試験・便中抗原測定の６種類があるそうです。
最初の３種類の検査は、
胃カメラをした際に生検鉗子を使用して胃粘膜を直接採取し
その組織を利用してピロリ菌の有無を調べる検査です。
これには大きな欠点があり菌のいない部分の胃粘膜を
採取した場合に「いない」と判断されてしまうことです。
残り３種類は血液・呼気・便を使用して検査を行います。
最も推奨されている検査は尿素呼気試験ですが
薬を飲んでいるとピロリ菌がいないと判断されるように
どの検査にも一長一短があるとのことです。
現在使用している内服薬・体の状態など全てを考慮して
最もいい検査方法を主治医と相談することが大切です。
ピロリ菌検査は医師の診断を受け胃カメラなどの検査を
する上でないと保険が効かないことも覚えておきましょうねっ！
ピロリ菌の検査・治療によりガンになる確率は
３分の１から５分の１程度まで低下しますが
何よりも検査による早期発見・早期治療に感謝('-^*)/
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