江戸中期は男雛が左で右手側に女雛
男性が右で左手側に女性というカップル
利き手による男女の深層心理
自分の心と体の穢れを移した紙人形を川に流す流し雛
今日は女の子のお祭り”雛祭り”
ですが
雛人形を並べる時に男雛と女雛の位置を
迷ったことはありませんか
位置の選択で男女の深層心理が分かるんですって！
男雛と女雛の並べ方も二通りあって
一般的には男雛が右でその左手側に女雛ですが
その逆もあるそうなんです。
日常の男女の並び方にも微妙な深層心理が働いていて
いつの時代にも男と女の機微が垣間見えるそうです。
最初は男雛が左 右手側に女雛を飾るのが当然でしたが
その後は右に出る者はいない・右腕になる・右にならう
などは右が優れた意味があり
左前・左遷などは左が劣るという意味があったことで
右の方が優勢という例が多くなったそうです。
街では男性が右で左手側に女性のカップル
が目立ちますが
大体７割以上がこの組み合わせになるそうです。
普段と逆の位置関係になると何となく違和感がありませんか。
これは無意識に自分が落ち着く方を選ぶのだそうで
この並び方で深層心理がわかるんですって！
パーソナルスペースとの関係
人には他人に侵されたくない自由にしておきたい領域
”パーソナルスペース”というものがあって
この領域は右側のほうが広くその領域がなくなると
立場が弱くなってしまうそうなんです。
もし左側に人がきても右の領域は自由なので
立場は強くなるそうです。
利き手との関係
利き手で敵を倒し反対の手で隣の人を守る！
心理学的に利き手を自由にすることは
相手を支配したいという深層心理の表れだそうです。
右利きの場合は(左利きはこの逆です）
・好んで相手の右側にくる人は
相手を支配しようとする意識が強いそうです。
・好んで相手の左側にくる人は
相手に依存したがる傾向があるそうです。
男性が右なら亭主関白タイプで女性が右なら
カカア天下タイプという見方も・・・
伝統的な雛人形ですが内裏雛の並べ方と男女の位置関係を
想像しながらお雛様を眺めてみると
また違った楽しみ方ができるかもしれませんねっ！
元々私達の身代わりとなって穢れ(けがれ)を
落としてくれる人形だった”お雛様”
に感謝('-^*)/
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