巡る季節、あの娘の匂い -4ページ目

巡る季節、あの娘の匂い

ブログの説明を入力します。



朝、しっかり起床。今日は志望している会社の一次選考だった。

時間に余裕を持って、家を出てゆっくり駅まで歩いていく。


人事担当の人が電話を掛けてきた時、「一次選考はグループワークを行います。」と言っていたのを思い出す。


だが、選考を受けるのはたったの3人だ。グループワークで何をするのだろう。


…と考えている間に会社へ到着。1番に着いてしまった。


トイレに言って戻ってくると、自分がコートを掛けておいた席の隣に後から来た受験者が座っていた。


グループワークなのに何故、真横に座るんだ。そう思っていた。


受験者が揃い、選考が始まる時間になった頃、人事担当の人が3人、ぞろぞろと部屋に入ってきた。これはまさか。人事の一人が口を開いた。


「はい、ではこれから一次面接の方をさせていただきます。」



で、出たー。グループワークじゃなかったー。面接の事など何も考えていない。


そんな時に限って質疑応答は俺から。何故なら1番に会社にたどり着き、1番端の席に座っていたからだ。



それでも焦らずに難無くこなせた。面接をしたのは半年ぶりだった。


少し事業と無関係な事を言ってしまったかもしれない…が、面接なんて事前に何を言うかを考えていく方が、かえって上手くいかない事は承知済みだ。


面接の後は、小論文を書かされた。用意された4つの項目(お題)の中から2つを選び、文章を書いていく。

書かなければいけない量はそれほど多くはなかった。


文章を書くのは大好きなので、論文の試験は全く苦で無い。面接で上手くいかなかった部分をここでカバーだ。



1時間以内に面接と小論文を終え、帰宅。まだ昼過ぎだった。


家の近所につけ麺が食べられる所はないかとふらふらしていたら、あった。近頃、つけ麺が旨すぎて堪らない。つけ麺の為に、各地を転々としたい。


今のところ、つけ麺のスープは少しとろみを帯びている方が好みのようだ。


そういえば今日はバレンタインだった。相変わらずチョコレートは貰えない。


テレビを観ながらうどんと納豆と豆腐を食べた。

甘い生活とは程遠い暮らしの典型的な模範の様子である。


自宅のポストの中は空っぽだと分かっていながら、わざと開けてみる。


周りに人がいないか確認してから一言。


「…なんてね。」


イタすぎる自分の影が後ろに立っている気がした。



おしまい