エイジレス美人は口元から
お口の中から美しく・健康に
歯科衛生士のMasakoです♪






昨年は、父親の認知症介護(要介護4)
をしていて周囲にも支えていただき、
嬉しかったことや、
人の優しさを感じた一年でした。

しかし、悔しい思いもたくさんしました。

認知症と感じたときに
早めに病院受診をする必要性と
認知症患者の入院について
私の経験を綴ります。




父親が昨年2月に入院をしました。
(病気の詳細は控えさせていただきますが)
点滴による治療のため、日数は5日間程でした。

入院中、点滴や検査などは特に拒否することなく、治療を受けていた父ですが

帰宅依存がとにかく強く
私と些細なことで言い争ってしまい


入院をしたくない!
退院して家に帰る!



騒ぐ父に、娘なので父に怒ってしまったのです。

私が怒ったことで、
父が更に興奮して騒ぎ、
大変な思いをしました。


もちろん、病院側からも怒られ、
厳しいことを言われました。
私も申し訳なかったと反省しています。


何よりも、悔しかったことは、


ここは病院です。
ますば認知症の治療をして、
それから来て下さい!


内科の女性医師に言われた言葉です。



デイサービスに通わせていましたが、
認知症の診断や症状などについて
私も知識がなかったことで、
認知症外来で受診をさせていませんでした。

内科には、月に一度通院していましたが、
特に受診をすすめられることはありませんでした。


全ておいて、さまざまなことが起きて
どのように介護と認知症に向き合い、
かかわっていけばよいのか
途方にくれていたとき、
内科の女性医師に言われたひとことが、
とても悔しかったのです。


後日、私のいないところで、
母親が嫌みを言われていたことを知りました。

24時間
家族で交代で父親に付き添うため、
仕事が終わったあと、 病院で寝泊まりして
心身ともに疲労困憊だっだときに、
優しい言葉や励ましてくれる
病院のヘルパーさんのおかげで
乗りきることができました。



内科の医師には、
認知症の相談をしてはいけなかったのでしょうか?


かかりつけの内科では、
入院を断られていましたので、
入院をさせていただいたことは感謝しております。







退院後に、施設の入居も含め
地域包括支援センターに相談したときに

認知症外来(精神科)で認知症診断をして、
先生に薬を処方してもらわないと、
特養の施設に入居できないと言われました。


担当のケアマネさんからも、
薬による認知症病院・精神科の入院をすすめられました。





何となく最近、
物忘れが激しい?
曜日の感覚がない?
同じ事を繰り返し話す、聞いてくる?

などといったことがあれば
認知症専門外来で診断を受けてみて下さい。


病院によっては、
診察予約がすぐに取れないこともあります。


認知症による帰宅依存症で、
特に夜になると

家に帰りたい
眠れない
騒いでしまう

そのようなことがありますと、
施設によっては入居が断られることもあります。



なお、認知症外来の診察では
担当医からは、
薬でのコントロールや、身体拘束め含め
いまの症状では入院をする必要がないため、すすめられないと言われました。

私も入院をさせる結論を下すことができませんでした。


結果的には、自力で色々な施設に問い合わせをして、家族で探すしかありませんでした。



電話で問い合わせした認知症専門病院で
紹介をしてもらい、

精神科の先生が施設長でもある老健施設で
身体拘束もない、
開放的な施設で
一時的に入院をすることができたときは本当に助かりました。





入院(入居)させることで

▪自宅に戻れるようにする
▪家族で楽しい思い出を作る
▪認知症の進行を遅らせる
▪寝たきりにならないようにする

私の認知症介護するうえで
目標を持つことで、
細かい変化を気づくことにも繋がりました。