*口から食べる幸せについて*エイジレス美人は口元から お口の中から美しく・健康に 歯科衛生士のMasakoです🎵 今回のブログは、美容のことではなく 【お口の健康と介護】 口から食べる幸せ💕 についてお伝えします。 今年の年明けから、私は父親の認知症と 介護に向き合う日々を過ごしています。 現在は介護老人保健施設でお世話になっています。 父の施設に通うことで 口から食べることや 食べることの楽しみや大切さ を改めて痛感したのです。 11月、父親は入れ歯を紛失してしまいました。 下の歯は総入れ歯です。 食事後は直ぐに外してしまい、 ティッシュなどでくるんで、 食器のトレーの上に置く習慣があり、 ゴミと間違えて捨てられてしまったようなのです。 今年に入り、入れ歯の紛失は2回目。 認知症のため、本人に伝えても直ぐに忘れてしまため、家族や施設の職員の方も紛失しないよう気をつけていました。 入れ歯が完成するまでの1ヶ月の間に、 入れ歯がないため、噛めない。 食べたいものが食べれない。 次第に食欲がなくなり、体調を崩す。 頬・舌の筋肉を使わなくなるため、 表情が乏しくなる、誤嚥しやすくなる。 食べれないことで低栄養、体重が減る ↓ 筋肉量が減少 ↓ ふらつくことで、歩けなくなる とにかく、入れ歯の完成がとても待ち遠しい思いでした。 ようやく、12月に入れ歯が完成したことで徐々に食欲が出て来て、食べれるようになりました。 歩くことも少しずつですが、歩けるようになりました。 入れ歯が完成するまでの期間ですが、早くて約2週間から1ヶ月ほど日数がかかります。 予約のときに体調が優れないと、 訪問歯科の先生によっては 体調が良くなってから治療を~となると、 また日数がかかります。 いざというときのために、 入れ歯のスペアがあると良いかもしれません❗ ただし、保険診療で入れ歯を作る場合、 新しく作ってから6ヶ月経過しないと作れません。 少し専門的な内容になりますが、 口から食べる素晴らしさとして ▪唾液が出て、噛むことで脳に血流がいく ▪口周りの筋肉、頬・舌の筋肉が動く ▪視覚、嗅覚、聴覚、味覚、そして想像による刺激によって、胃液が分泌される ▪脳と内臓の活性化 ▪食べるから元気になる 私の父親は、 歩くことが不自由なため外出が難しく 好きなものを食べることが 何よりも楽しみと喜びなのです! 歯科衛生士として 口から食べることの幸せについて 考えるきっかけにもなりました。