基本とは砂の地面 | face

基本とは砂の地面

物事においての基本


地面の様なものだ。


砂浜の様な地面、雨が降ってじゅくじゅくにぬかるんだ地面、コンクリートで

固められたかちこちの地面。


固ければ固いほど靴底のグリップが効いて大きな二歩目のステップが踏める。


じゅくじゅくな地面なら踏みこんだときにロスが生まれる。

距離も出ない。ひょっとすると滑ってこけるかもしれない。


そのまま歩いてゆくとどうなることか。

疲れる、汚れる、くつに砂が入って重くなる・・・



基本がいかに大事か。思えば「砂上の楼閣」という言葉もある。


いろんなことに手を出してきたが、

基本を無下に、ぱっと見、恰好よく見えるようにすることばかり考えてきた輩だ。おれは。


おかげで、なめられる、自信がない、人望がない・・・


じゅくじゅくの地面の上に、なんとかバランスをとってやっと立っている。


31でつらくなってきた。

遅いかも知れんが、遅いとも思わん。死ぬわけにはいかんから。


今から地面をしっかりじっくり固めてゆこう。