(6月15日、日刊スポーツ)奥川恭伸980日ぶり白星 度重なる故障…家族のデマ流されたことも | Only Footballだったのですが奥川恭伸投手を応燕中

(6月15日、日刊スポーツ)奥川恭伸980日ぶり白星 度重なる故障…家族のデマ流されたことも

 

(6月15日、日刊スポーツより)

<日本生命セ・パ交流戦:

オリックス3-5ヤクルト>

◇14日◇京セラドーム大阪

 

涙なくして語れない道のりだった。

ヤクルト奥川恭伸投手(23)が

「日本生命セ・パ交流戦」の

オリックス戦に先発。

 

最速151キロで5回7安打1失点と好投し

21年10月8日阪神戦(神宮)以来となる

自身980日ぶりの白星を挙げた。

 

 

ようやく吐き出せた。

あの時の、心の涙も。

2軍の試合で投げる度に

X(旧ツイッター)で

「奥川」がトレンドに上がった。

 

興味本位でたどった先のデマに

怒りで指先が震えた。

「『父親が仕事辞めて

息子のすねをかじっていて

自分の(右肘)手術に反対している』

みたいなことが書かれていて。

 

父は別のところで働いているし

手術のことも自分がしない決断をした。

一切違うのに

勝手に書かれて一番ムカついた。

 

野球選手やってる以上は

たたかれることは覚悟しないといけない。

でも家族は別に関係ない」。

当時は言えなかった。