
(6月15日日刊スポーツ)「何で野球をやっているの?」幾度の故障で忘れた目的 今はっきりした答え
(6月15日、日刊スポーツより)
<日本生命セ・パ交流戦:
オリックス3-5ヤクルト>
◇14日◇京セラドーム大阪
涙なくして語れない道のりだった。
ヤクルト奥川恭伸投手(23)が
「日本生命セ・パ交流戦」の
オリックス戦に先発。
最速151キロで5回7安打1失点と好投し
21年10月8日阪神戦(神宮)以来となる
自身980日ぶりの白星を挙げた。
808日ぶりの1軍マウンド。
22年3月29日の巨人戦(神宮)で
右肘痛を発症し
昨年7月の練習中には左足首を骨折。
満を持して臨んだ2年ぶりの今春キャンプも
完走前に腰痛で離脱。
あらゆるものを乗り越えた復活勝利に
ヒーローインタビューでは号泣した。
ある日、知人を介して
1人の人物に出会った。
野球を知らないというその人は
奥川にこう尋ねた。
「あなたは
何で野球をやっているの?」
奥川は答えられなかった。
「その人に
『その辺は、はっきりした方がいいよ』
って言われたけど
その時は本当に分からなかった。」