渡航手続きの大枠の話 | シンガポールと犬と酒

シンガポールと犬と酒

シンガポールでの犬との暮らしをつらつらと。

 

人間が空港のイミグレで出入国をするように、

ワンコは検疫所を介して輸出入するのでそれぞれの国から許可が必要なんですね。

 

往路は  シンガポールから輸出 → 日本へ輸入

復路は  日本から輸出 → シンガポールへ輸入

 

なので一時帰国の旅では計4つの手続きが必要になり、

それぞれ書式も期限も違うし料金が発生したりと、

細かな計画や手続きが苦手な私にはなかなかハードルが高いのです。

 

とは言っても、その手続きを解説してくれる親切な皆さんのブログが沢山あるので、

それらを読み漁りつつシンガポール&日本検疫のサイトで最新情報と照らし合わせながら

なんとか予定を組み立てていきます。

特にぷぅぷさんのリアリティーあふれる解説のブログとか、

Gneyさんの美しく整理されたブログを何度も何度も読みました。これらが無かったらやってみよう!とは思えませんでした。

 

 

で、シンガポール在住の私たちが必要な手続き大枠をざっくりまとめてみると、

 

【準備段階編】

①マイクロチップいれる

②NParksで飼い主・飼い犬登録する

③狂犬病ワクチン1回目

④狂犬病ワクチン2回目(一度目から30日以上あける)

⑤採血して血清をラボに送り抗体検査をする(④と同日に採血OK、ラボは日本政府のリスト確認、採血日から180日間待機)

 

【往路編】シンガポール⇒日本

①航空券の予約。トラップあるから注意!

②日本への輸入事前申請・受理確認(オンラインNACCS、到着40日前までに)

③シンガポールへ Export License の申請・取得(オンラインGoBusiness License Portal)

④最寄りの獣医にて健康診断。FormACへのサインおよびVeterinary Certificate取得

⑤シンガポールAVSに④の裏書をもらう

⑥当日、シンガポールチェックイン&出国時に書類を見せる(原本あげちゃだめ!)

⑦当日、日本入国時に検疫に書類渡す。

 

私の場合は準備編は済んでいて、

その後も狂犬病ワクチンを毎年欠かさず行っているし(一日でも遅れたらNGという恐怖)、

有効期限が2年間の抗体検査もやり直してあるので往路編からでokだと思うと心が楽になります。

 

いずれ日本に帰るなり、他国への渡航の可能性が少なからずあるなら準備編は今すぐやっておく事をお勧めします。

 

 

【復路編】日本⇒シンガポール

①シンガポールAVSへ輸入ライセンス申請(オンライン GoBusiness License Portal・承認後30日間有効)

②シンガポールAVSへ到着時の検疫枠予約(オンライン iFAST・到着5日前までに)

③最寄り獣医にて出発前健康診断&ノミダニ駆除を行い、シンガポール政府指定の書類にサインをもらう

④日本政府へ輸出検査申請書の申請(オンライン NACCS・出発7日前までに)

⑤当日、日本検疫出発前検査(書類審査&犬確認)

⑥当日、キャプテンのサインもらう

⑥当日、シンガポール検疫で最終チェック

 

往路についはシンガポールの手続きが全てオンラインでできるので、簡単らくちんと思いつつ、

SingPass、GoBusiness License Portal、iFASTなど事前にID登録をしておくのを忘れずに。

旅行中に登録しなきゃ!あれ?パスワード?とかなる自分が見えてますからね。。。メモメモメモ。

 

準備編、往路編、復路編とざっくり大枠を理解できたところで、

これから自分の仮計画と日時をすり合わせ、さらに詳細を詰めてから初めてドキドキの航空券の予約に進みます。

 

あーードキドキする