5月11日の瀬戸内国際芸術祭作品公開にあわせて、子どもたちと大島に行きました。
実は朝イチで娘の矯正歯科に行き、そのあとフラッと高松港まで出てきたらちょうど船の時間だったので乗ることにしたんです。
午前中に用事を済ませてから船に乗って島へ行けるなんて、瀬戸内海に住んでいることは恵まれているなあと思いますよ
さて、大島行きの船はこのような感じでした。
官有船なんですかね?
2016年に大島に行ったときはもっと漁船みたいな小さな船だった気がするのですが。
月に1度の作品公開日。
特にだれも並んでいなくて少し不安です。
近づいていくと、スタッフの方に「瀬戸芸ですか?」と聞かれました。
はい、と言ったら船に案内してもらえました。
マスクをしていないと船には乗れません。
直前に数組の観光客と瀬戸芸のスタッフの方が乗り込んできました。
小さな船なので驚くほど揺れておりましたが、子どもたちは船に乗るのは慣れっこのようです。
大島に到着すると、こえび隊の方から大島に関するざっとした説明と注意事項の案内があります。
「リングワンデルング」のツアーに参加希望のかたは別で集まって説明がありました。
私も行きたいのですが、今回はスケジュール的にも諦めることにします…。
30分程度の納骨堂などを巡るツアーには今回も参加することにします。
源平合戦で敗れた平氏の亡骸がたくさん埋まっているそうですよ。
娘も2回目ですが来たのは1歳の時なので記憶にないでしょう。
なぜ中央に白線が引かれているのか、島内に音楽が流れているのかの説明があります。
娘は真剣に聞いていました。
大島で亡くなったのはハンセン病患者の方だけでなく、その家族の方もいるのだとか。
すでに1,500名近いお骨が納められているそうです。
そして強制的な人工中絶により生まれてくることのできなかった胎児のためのお墓。
小豆島の方までよく見えます。
作品群の奥の方に、比較的新しい建物が。
なかにあったのは、以前もみた解剖台でした。
ここでツアーは終わりです。
あとは自由に島内をまわることになります。
2016年の瀬戸内国際芸術祭で1歳の娘と大島を訪れたときの記録。