昨年から単発でバイトをしている私の話なんですがね、
自分の知らない業界や環境で働くことは、長い目で見ると自身の成長につながるとは思いますが
仕事をしている間は別に楽しくて仕方がないということはないし、はっきり言って面倒です。
終えた後の達成感はあるんですが。
じゃあなんでやってるんだろうと思うと、
「やらなくてもいいことを自ら選んで」
「わざわざその苦しいことを乗り越える」
というのが人間にとって快楽であるらしいという話を聞いて、ちょっと納得がいきました。
誰かの期待を背負って、いわば「言われたからやる」試験や大会と違って
自分で「やるのだ」と決めて、それを乗り越えることは、楽しいことなんですね。
そういえば、生活のために毎日早起きして会社に行くことは、別に楽しいことではないですよね。
行かなかったら怒られるし、会社に迷惑をかけるし、給与がないと生活もできないから、外的動機づけが強い気がする。
それと違って、自分で仕事を見つけてアサインすることは、自分の意志で決定したもの。
長期雇用されている仕事との違いはそこにあります。
慣れていない忙しい現場にアサインして働くことはしんどいんですけど、このしんどさに慣れていないと、急にそうせざるを得なくなった時に身体がいうことを聞かなくなるかもしれない…という不安もあります。
「はじめまして」という機会を日常にしていかないと、
知らない人との会話に困るかもしれないなあと思って、
普段からあまり知らない人とも絡むようにしています。
あえて自分に対して小さいストレスを与えていくことで、
免疫力を高め、圧に負けない身体を作る。
筋トレのようなものだなあ。
