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Fabtracks Blog

Fabtracksとは、音楽を自らプレイして楽しみたい方のために、従来ではあり得なかったクオリティーの高いカラオケを提供するプロジェクト。'60~'70のROCK黄金期の作品をメインに、その時代の「音」に精通したクリエイターがサウンドを作り上げています。Fabtracks.com

イケてない女子校時代、Rockのわかる子なんてほ~んの一握り。

楽器をやっている子なんてさらに少ない。

そして、青春をかける勢いでバンドの練習に打ち込んでいたのなんて、
同学年400人の中で、片手、つまりウチのバンドのメンバーしかいなかった。

その、学内唯一のバンドのリードギターリストとなれば、
当たり前だけど、敵なし。

ちなみに確認しておくと、

インターネットもない、youtubeもない、
アマチュアバンドが出るテレビ番組もない時代。

おまけに、恐いもんなしの17才。

自分は、日本一ギターのうまい女だと思ってしまうのも、
無理ないでしょ?でしょ?



あるとき、弟の同級生のおねえさんという子から、一本の電話がかかってきた。。

「初めまして。私、ミカといいます。
 MISUMIさん、ギターやってるんですって?私もやってるんです。
 私の回り、楽器とかマトモにやってる子いなくって。一度遊びに行っていいですか?」

確か1学年下だったと記憶している彼女の、
あまりにも物怖じしない様子と、行動力に、半ば押されながら、

「うん。ぜひ、一度遊びにきてね。」

と言うと、
「では、具体的にいつ?」と聞き返してくる。

今でもはっきり覚えているくらい、鮮烈な印象の女の子でした。


そうしてウチにやってきたミカちゃんは、
びっくりするほどギターがうまくて、
おまけに、ピアノもめっちゃうまくて、

ジャズコードとか、弾いたかと思うと、
ギターでも、ピアノでも、アドリブまで自在に弾く。

正直、「ひぇ~~、こんな子がいるんだぁ~~」と、びびったもんです。


彼女は彼女で、あたしのギターと歌を聞いて、
(確か、Stairway to heaven の弾き語りをしたと思う)

「うわぁ~。かっこいい!すごいすごい!」
なんて、盛り上がってくれて、

そこから思いっきり意気投合し、
一度も学校が一緒になったことがないにもかかわらず、
以来、大学時代を通じて、一緒にバンドをやったりすることになる。

あたしが楽器は無理かなぁと思ったのは、彼女の存在も大きかった気がするなぁ。

結局、彼女が他大学のサークルにボーカルに引っ張ってくれたことも、
ボーカリスト人生を歩き出す、大きなきっかけになった。


全然会わなくなって何年も経つけど、
彼女はその後も業界で活躍しているようで、
そんなすごいライバルに、人生の早い時期に出会えたのは、
やっぱり意味があったなぁと思うわけです。



ライバル、いますか?





彼女が好きだと言っていた(気がする)リッチー・バイラークのCD。
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