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Fabtracks Blog

Fabtracksとは、音楽を自らプレイして楽しみたい方のために、従来ではあり得なかったクオリティーの高いカラオケを提供するプロジェクト。'60~'70のROCK黄金期の作品をメインに、その時代の「音」に精通したクリエイターがサウンドを作り上げています。Fabtracks.com

先日のブログ『わからんくせに、ギターいじりはやばいぜ!』 の続編でございます。


ピックアップカバーをはずされて、コイルむき出しの状態にされた可哀想なストラト。

それでも、本人は、結構ロックっぽくなった(気がした)ルックスに、
そこそこ満足しておりました。


ただね。このギター、弾きにくかったんですわ~。


理由はいくつかあるんだけど、


筆頭が、フレットが角張っていたこと。


なにしろ、かっきんっこという台形の形。


スライドをしようにも、指がフレットでカクカクカクッと引っかかる。

(写真はジェフ夫さんのギターをお借りしたイメージ画像です)

文化祭でやった『ホテルカリフォルニア』のソロの冒頭を、にゃ~~ららら~~♪と弾き始めたいのに、

ににににににぁ~~らら♪みたいに引っかかるから、
指の力でどぉりやぁ~~~と、無理矢理引っ張るしかなくって、練習の成果でプラスチックのように硬くなっていた私の指も悲鳴を上げた。

おかげで、コードチェンジとかも全然スムースにいかない。





買ったばかりの頃は、「自分の腕が悪いから、スムースに弾けないんだ」って、落ち込んで、
練習にいそしんだものだけど、友達のギターを見せてもらうと、
どうやらそればかりが原因ではないみたい。。。


思い悩んだ私は、そんなときじっとしてられない。
とりあえずアクション!行動です。




とはいえ・・・
想像してくださいね。インターネットのない時代。
ギターのことをよく知っている人はまわりにいない。
高校生だし、お金はない。
雑誌読んでもちんぷんかんぷん。

ただ、ギターが弾きにくいってことに気づいてどうにかしなくちゃ!と燃えている。。。

そして、運の悪いこと(?)に、実家は土建屋。

つまり、大工道具だけはふんだんにあるわけです。
(工具じゃないの。大工道具。)



最初にしようとしたことは、「ネックをはずしちゃおう!」

なんか、雑誌でだれかがネックを付け替えているのを見たんだと思います。

指板がメイプルなのも気に入らなかったし、それができたら万々歳な気がしまして。
(こちら、おなじみ、単なるルックス上の問題)





ねじ回しでギターの裏側についてるネックの根元のネジをはずそうとしてみたわけです。

ところがこのネジ、意外にしっかりついている。

(こちらもイメージ画像→)



そしてネジをはずしながら、
「けどさぁ・・・ネックってどこで売ってるのかなぁ・・・?」
とふと我に返りました。(おいおい) 


そもそも、きっといい値段するだろうし、それならギター買う方がいいかも。
と、基本的なことに気づくのです。






それならばと、取りいだしたのは、これ。

じゃ~ん!金属のやすり、各種。


またしても、弦をポポンのポンとはずして、


いきなり、ご~しご~しと削ってみたのです。

あぁ男前。。。






しか~し、ここで思い出していただきたいのが、
うちは土建屋だったのであって、板金屋ではないこと。


つまり、金物のやすりとはいえ、おそらくは全部木工用だったのです!



最初は丁寧にちょこっと削る予定だったのだけど、どうも一向に削れない(あたりまえ)。


ロックな性格ゆえに、だんだんと向きになって、
カリカリカリ・・・ガリガリ・・・ごしごしごしごし・・・・ギリギリギリギリ・・・・・


どんどん音が派手になり、
まわりは木くずだらけに・・・・


あれ?


木くず??



そうなのですあせる

フレットは全然削れないのに、指板が削れて傷だらけになっちゃったのです。


ごめんなさい。ごめんなさい。

全国のギター愛好家のみなさん、がさつでホントにごめんなさいぃ~~~。。。あせるあせるあせる


フレットなんてシロウトがおうちで削っちゃダメなんですよね~。
まして、工具もないのに、平らでもないところで、
なんのプランもなく、ごしごししちゃダメですよね。。。

ありえません。ありえません。ありえません。


それがわかるようになっただけでも、成長しました。はい。



それでも、そのとき、おばかな私は思いました。


「そっかぁ、クラプトンのギターのネックが削れてるのって、こういうことかぁ。
上手に削ったなぁ。。。。」








こうして、満身創痍になったあたしの黒のストラトは、
ますますロックっぽくなったと勝手に思われ、愛されたのでありました。



めでたくなし。めでたくなし。