![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150330/22/fab44/30/0a/j/o0640048013260891370.jpg?caw=800)
開幕戦から早くも2週間が経過、時の流れるのは速いものです・・・
2015年F1グランプリの第2戦マレーシアGPが開催されました。
舞台はクアラルンプール、セパン・インターナショナル・サーキットです。
開幕戦では、メルセデスチームが相変わらずの速さを見せて1-2フィニッシュ。
メスセデスチームの後をフェラーリとウィリアムズが追う展開となっていて、
ホンダはまだまだ全開では走れない状況で、最後尾から完走が目標となります。
他では、レッドブルがもう一つ・・・ザウバーが意表を突く速さを見せていました。
なお、怪我で欠場していたアロンソとボッタスは無事に復帰し、
開幕戦ではレースに参加できなかったマノーの2台も、今回から無事参戦出来ました。
そんな中迎えた予選は、途中から雨が降り出す雨がらみの予選となりました。
それでもメルセデスチームは速いのですが、その間に割って入ったのがベッテルです。
ポールのハミルトンにコンマ1秒以内に迫り、ロズベルグをフロントローから追い出しました。
灼熱のマレーシアGP、タイヤ交換は3回交換が主流となる予想です。
そんな中始まった決勝では、4周目にエリクソンがコースアウトするとセーフティーカー登上。
そこで、3ストップ勢は一斉に1回目のタイヤ交換のためピットインです。
しかし、フェラーリのベッテルはステイアウト、どうやら2ストップ作戦のようです。
今年のフェラーリはパワーユニットでもパワーアップしたようですが、
空力面でも改善されて、タイヤにやさしいマシンに変貌したようです。
その後もベッテルは、レースペースでメルセデス勢を上回り、
タイヤ交換で前に出られても、コース上で堂々とメルセデスを追い抜き、
盤石のレース運びでこのレースを制していきます。
結局、セバスチャン・ベッテルが今シーズン初優勝はフェラーリ移籍後初優勝、
フェラーリはチームとして2013年スペインGP以来の優勝、
ベッテル自身はは2013年ブラジルGP以来の優勝で通算40勝目。
フェラーリ移籍大成功のベッテルは、通算勝利数でアイルトン・セナにあと1勝です。
暑さに翻弄されたか???メルセデス勢はルイス・ハミルトン2位、
ニコ・ロズベルグが3位に入り表彰台獲得、何とか面目を保った格好です。
キミ・ライコネンは予選Q2敗退、決勝でも接触でタイヤバーストなどがありましたが、
終わってみれば4位入賞、トラブルがなければフェラーリ1-2フィニッシュもあったか???
ウィリアムズ勢は終盤でチームメイトバトルを制したバルテッリ・ボッタス5位、
チームメイトに敗れたフェリペ・マッサが6位。
以下、トロ・ロッソ勢のマックス・フェルスタッペン、カルロス・サインツJrが7位8位。
レッドブル勢のダニール・クビアト、ダニエル・リカルド9位10位。
マクラーレン勢はフェルナンド・アロンソがERSのトラブルで、
ジェンソン・バトンがターボのトラブルで共にリタイヤとなりましたが、
レース中はフォース・インディアとバトルを繰り広げながら、入賞圏内を走行するなど、
開幕戦から明らかな進歩が見られ、今後に期待が持てる走りでした。
フェラーリの速さは本物なのか???それとも一時的なものなのか???
メルセデスも黙ってはいないでしょうし、ウィリアムズにも期待したいところ。
マクラーレン・ホンダも徐々に戦闘力を増してきそうです。
次戦、第3戦中国GPは2週間後の4月12日決勝・・・お楽しみに。
2015年マレーシアGP〓fab44〓WINNER:セバスチャン・ベッテル