う~~~ん!!! 久々の残業。 とーっても遅くまでお仕事しました。 会社を出たのは夜の9時。 日本ではそこまで遅くない時間なのかな...これは。





思えば、メディアの世界で働いていたときは、こんなのはたいしたことなかったな...日本でもそうだったけれど、ニューヨークでコーディネーターしているときはもう大変大変。


ちょうどニューヨークでのテレビ取材について質問が来ていたのでちょっと当時の話を書いてみたいと思います.


さっき、大変だったと書きましたが、テレビ朝日の”宇宙船地球号”のコミュニティーガーデンロケを仕切ってたときなんて、もうぶっ倒れるかと思いました。


今だから話せるけれど、企画が持ち込まれた時点で、季節はもう秋。。。ガーデンの季節ではにゃい。叫びでも、とある事情で放送は冬までにしなきゃいけない。。。 ディレクターが”なんとかしてください!!”ってまるでわらをもすがる顔でお願いされて、マッハの早さでリサーチにかかった番組で、後にも先にももう勘弁って言うスケジュールだったのですが。汗



週末返上、もちろん夜遅くまでリサーチしました。 何が旬で、何が心を打たれ、何、誰に取材できて、最後に何が伝えられるのか。  それが一番番組作りでは大切。 (海外に来られるディレクターさんは焦ってしまわれるので、このことを忘れがちになってしまうのですが...)


このロケのときは、企画自体がすでに間違っていた方向だったので、それをまず日本のディレクターに理解してもらうことが大変でした.。 日本から海外ロケをしたい、となるとまずは雑誌などで情報を集めてこちらに打診されるのですが、その情報のつめが甘いことが多いのです。


雑誌だって、面白い物にfocusするから、それがまるですべて!みたいに特集しちゃう訳です。例えば、この場合は”ニューヨークではガーデニングが流行っていて、自給自足が定着しつつある!!!” ってことを取材したいとのたまう訳。 でも実際はそんな話は聞いたこともなければ、あるグループがサークルのノリでやっているようなことだったり、個人単位でのエコ、オーガニック生活だったりしてそれでは30分の番組は成り立たないんです。ただ、コミュニティーガーデン自体は、ニューヨークで古くから始まっていて、市にインタビュー取材をして行くと、どうやらガーデニングだけではない、面白い匂いがしました。

不景気、そして治安が悪化していたマンハッタンでコミュニティを作りはじめた一人の女性をフューチャーすることによって、コミュニティーガーデンの役割というものが見えてきて、ニューヨークという街がどのように変貌を遂げたのか。を取材して行くことが一番の要素であることがだんだん分かってきました。


一人でリサーチから取材交渉をし、ロケのインタビュー、空撮の手配、本当に朝の6時から夜の12時まで大変な作業でした。 当時のディレクターさんも大変だったとは思いますが、取材者の私も、なんだかすべてを託されたかのようなプレッシャーで。。。笑 相当なストレスだったのを覚えています。 (今思えばなんであんなことでカッとしたり。。。と反省することもしばしば )


番組は、実際にロケだけではなく、過去の映像にも及びます。ジュリアーニのガーデン売却、裁判に関するインタビュー記事をリサーチして、これは絶対に使える!となると、各放送局に連絡し、その記者会見日から記者会見素材を探し、購入(大体 映像一秒$20が大手NBC各局の平均値段)、契約、 ベータ素材の発送、等々、めまぐるしく日々が過ぎて行きました。


そして、ニューヨークの紅葉をとるべく、空撮。(これ、番宣の一番最初で映像見えます。)

HDで手持ち撮影ではなく、ヘリの先端にカメラが装着されていて、リモートコントローラーで撮影するタイプを所有しているパイロットは、一人しかおらず(スパイダーマン、スーパーマンの超有名なあの空撮パイロットはHDじゃないの。。。)彼とのスケジュールにも泣かされ...


(いっておきますが、これだけやって薄給なんで、あまりお勧めできるお仕事ではありませんし)


 テレビ朝日のウェブサイトで当時の番組宣伝が今も見えるみたいなので、是非チェックしてみてください。 緒形拳さんがナレーションしてくださいました。


そう、今でも取材したコミュニティーガーデンの人たちとは交流があります。ガーデンで行われるハロウィーンパーティにも呼んでいただいたり。番組をビデオでお渡ししたので本当に喜ばれました。





これからもちょくちょく過去の取材時の話を記録も兼ねて書いて行こうと思います。