あなたにとっての日常とは?~幡ヶ谷再生大学復興再生部ゆかりさん~ | FaBブログ 日常音活

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日常を音で活きる。活動日記。

「あなたにとっての日常とは?」第2回目

お話を聞かせていただいたのは

幡ヶ谷再生大学復興再生部  ゆかりさん。


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幡ヶ谷再生大学復興再生部とは、どんな団体なのか?HPより。



幡ヶ谷再生大学[復興再生部]とは?

2006年に仲間内のサークルとして始まった幡ヶ谷再生大学
陸上部や格闘部など、あくまで自分達の人間復興として集まって活動していた。
そんな中2011年3月11日に発生した東日本大震災
日本中、世界中に大きな衝撃と悲しい爪跡を残した。
その復興支援を主な目的とし、その他の危機的な災害が起きた際も

支援出来る非営利活動団体として
この度新たに復興再生部を開校する。


幡ヶ谷再生大学復興再生部 部長 TOSHI-LOW



私が幡ヶ谷再生大学復興再生部(以下、幡再)と出会ったのは

2012年10月、宮城県の石巻で、子供達が遊べる公園をつくる

と、いう活動に参加したのが始まりです。


日常音活を始めて1年半

集客が難しかったり、チャリティーグッズを作っても売れなかったりで

なかなか募金ができず、「チャリティー企画」と言っていることが

嘘をついているように思えて悩んでいた時でした。


公園づくりを通して、ゆかりさんとお話をしていて

自己犠牲の精神ではなく、楽しんで活動することを学びました。

その時からずっと尊敬する先輩です。


ゆかりさんにとっての、日常とは?


「散歩!」 笑


「なにも考えず歩くのが好き。」


「あとは何だろうね…日常…ほとんど東北にいるからね

幡再の活動そのものが日常になっているのかな。」


 そこで、幡再のこれまでと、これからの活動について聞いてみました。


「石巻で、大街道と小渕に公園を作って、

地元の人に公園を維持する活動(自主練)をやってもらったり

みんなで植えた花が咲いたら、ツイッターなどでお知らせをしてもらったり

声掛けを続けている。

作って終わりではなく、その場所をきっかけに

社会と繋がっていてほしいと思ってる。」


 4年も経てば現地を訪れる人も減ってくる。

 お話を聞いていて、少しでも繋がりつづけることの重要さを感じました。

 

 2014年8月9日から、活動の場は福島県いわき市へ。

 いわきの農家で農作業体験と、放射能についての勉強会を定期的に行われています。

 幡再は活動計画がきちんと決められているようで「無計画!!」と、ゆかりさん。


「私がやっている事だから計画性はないね。行き当たりばったり!笑」


 原発事故により、今だに問題は山積みで

 その反面、普通の暮らしが戻りつつある場所もあります。

 でも、語られるのは全部ひとまとめにした福島。

 風化していくのも、ひとまとめにした福島。

 

 活動は行き当たりばったりと言うゆかりさんですが

 幡再の活動は、困っている人の声が聞こえた場所に向かっているのだと思いました。


「活動内容が突飛で、脈絡がないように思われてるかもしれない。

でも、私のなかでは全部繋がってる。」


毎回、想いの積み重ね。」


「規模を大きくするのが目的ではなく活動していきたい。

華やかではない、大きすぎない規模感で

活動できているのが良いのだと思ってる。

それでも、知名度があるのはブラフマンの影響力だと思う。」


 幡再の学長はブラフマンのVoトシロウさん。

 カリスマという言葉では簡単すぎて表せない。

 その、為人に惹かれ人が集まる。



 お話の最後に、このブログを読んでくださった皆さんへ。


「切り取られたものだけを見ないで

なぜ?や、知りたい!という気持ちをもてば

もっと、もっと世界(視野)は広がる。

そして、自分で声をあげていってほしい。」と、ゆかりさん。


 

戦後70年になる2015年

幡再が次に始めたことは

戦争体験者の方の話を聞くという活動です。

第1回目は、8月9日に渋谷で行われました。


今後の予定はHPをチェックしてみてください!