先日佐用町の三日月陣屋に立ち寄りました。
三日月陣屋は播磨三日月藩の藩庁として森長俊によって築かれた陣屋です。
津山藩森家の分家である長俊がこの地に新規立藩しました。
以降明治までの174年間、森氏によって治められた陣屋です。



↑ 三日月藩乃井野陣屋表門です。たつの市新宮町の西方寺の山門になっていた表門が
平成29年から移築復元工事を行い、2018年5月に完成した表門です。

↑ 140年ぶりに陣屋の表門が帰って来たそうです。

↑ 復元された、三日月藩乃井野陣屋館です。
整備された物見櫓は、三日月藩の乃井野陣屋で唯一現存する江戸時代の建築構造で、現存する陣屋の物見櫓としては、全国的にも希少で大変貴重な建築遺構であると評価されているそうです。

↑ 通用門 復興された城門の様です。




↑ 真ん中に見えるのが、物見櫓になります。

↑ 物見櫓の内部は、資料の展示室になっていました。




↑ 解体復元時の写真が展示されていました。

↑ 物見櫓の2階に登る事も出来ます。
畳がひかれた、二間続きの部屋になっていました。


↑部屋からの堀が見えます。


↑ 表門の方向を見ると、三日月町が見えます。
江戸時代も、物見櫓から、乃井野地区城下を見ていたのでしょうね。

↑ 神社の鳥居がありました。小さな鳥居です。近くには、二つ神社がありました。
何か、言われのある神社なのでしょうね。



↑ 陣屋館のすぐ横には、広業館が移築されていました。
三日月藩5代藩主が建てた藩校です。明治の時代は廃藩になり、尋常高等小学校として利用されたそうです。
建物を見ても、どの部分が江戸時代の藩校なのか分かりませんでした。

↑ 車で1分位、歩いても行ける、味わいの里三日月。新鮮な野菜や地元の原材料で作った特産加工品の販売を行っている道の駅の様な施設がありました。
蕎麦打ち体験も出来る様です。
以前はバイキングもあったそうですが、コロナで中止している様でした。


作用の入り口、三日月町
因幡街道沿いに町、歴史的な建造物がまだまだあるかもしれません。
歴史探訪、また訪れたいです。