週に1度ぐらいはヒロシ君もバンブー5に顔を出す。

 

カウンターで一緒に飲みながらヒロシ君の自家用ヘリコプター訓練の話で盛り上がっていた時、我々の背中越しにあるテーブル席から声を掛けられた。

 

 

この席は指名の取れない(人気の無い)ホステスがヘルプの声をかけられるまで時間つぶしをするテーブル、そしてクラブのピアノの先生が休憩の時に使うテーブルなのである。

 

 

その声を掛けてきたのがピアノの先生、通称ノバ先生。

 

 

ピアノの先生だがギターの方が得意らしい・・・

 

 

ちなみに英会話のNovaとは全く関係ない。本名がノボルだからノバと言うらしい。
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「君たちは、飛行機で飛んでるの?」

 

 

「はい、自家用操縦士を取りました」

 

 

「僕も自家用操縦士を持ってるんだよ、もう10年近く飛んでないけど」

 

 

そんな会話から花が咲き3人で飛行機の話に夢中になった。

 

 

 

 

 

 

 

10分ほどの先生の休憩時間が終わり彼は仕事場であるクラブへと戻って行ったのだが、私とヒロシ君は「クラブ、行ってみる?」って会話になり私にとってはクラブ・デビューとなった。

 

 

 

 

 

 

 

周りはスーツを着たオヤジ達ばかりでTシャツにジーンズ姿は我々だけだった。

 

 

第一印象は・・・これって、場違いじゃね~?

 

 

ヒロシ君曰く、関係ね~よ。

 

 

その頃ヒロシ君と私が愛飲していたのは「クラウン・ロイヤル」というカナディアンウィスキーであった。

 

 

バブル当時の日本はシーバスリーガルやフォアローゼス辺りがメジャーだったらしくスーツのオヤジ達はその辺りを飲んでいた。

 

 

バンブー5ではそれらはどれも$80の値段だった。

 

 

後日、酒屋に行ったら$12で売っていたが・・・