Log Bookによると、88年の11月9日にヘリコプターの初フライトになっている。

 

機体はロビンソンR22。

 

 

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セスナの様に鍵を回してエンジンをかけクラッチをつなぐとメイン・ローター(屋根の上の大きなプロペラ)が回り始める。

 

 

飛行機と同じ様に管制塔に許可を得て離陸なのだが飛行機のように誘導路を走って滑走路の端まで行くような事はせず、離陸許可が出たらその場で離陸して我が飛行学校の屋根を下に見下ろしながら飛び立つのだ。

 

 

ヘリコプターは離陸して地上から1メーター・・・その場で浮いたまま止まっていられるのだ。

 

 

まるで足の無い幽霊の様にフワフワと・・・

 

 

地上から1メーターの時点で感じた事は、離陸と言うより、飛ぶと言うより・・・・・浮いたっ・・・って感じだった。

 

 

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飛行中は飛行機に比べると500ft(フィート)と言う低い高度を飛ぶので地上までがやけに近く感じる。

 

 

飛行機の場合は3000ft以上。

 

 

ヘリコプターで上から見ると、こんなにプールの付いている家がたくさんあるのかと思い、改めてカリフォルニアを実感した。

 

 

飛行機の操縦桿は両手で持てるように車のハンドルが四角くなったような形なのだが、ヘリコプターは1本の棒状の形をしている。

 

 

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このファースト・フライトは30分弱で終了し空港へと戻ってきた。

 

 

率直な感想としては、これは慣れるのに時間がかかりそうだと思った。

 

 

翌日も再びヘリコプターの訓練を受けた。

 

 

ホバーリングの練習だ。

 

 

地上5mぐらいの高さで静止して教官が操縦桿から手を離し私がコントロールするのだが教官が手を離した瞬間機体が踊りだす。

 

 

静止どころの騒ぎではない。

 

 

あまりの自分のできの悪さに嫌気がさしてこの日を境に私は半年以上ヘリコプターには触れていない。

 

 

この時点で双発機の飛行時間は十数時間、ヘリコプターは1時間程度であった。