何故、ヒロカとサンフランシスコなのかと言うと、先月のカスミとの電話のあと私の気持ちを充分わかってくれたのだ。

 

その時私はヒドイ事を言ってしまった。

 

 

「俺はカスミと知り合って、女性の優しさを知ったんだ・・・」

 

 

現在、この年になってみるとヒロカの我がまま言い放題の性格は、父親のいない(離婚)彼女にとっては、私は父親の様な感覚だったからではないかと思う。

 

 

ヒロカはもうすぐ私のアパートを出て行く。

 

 

そしてヒロカとの残り少ない時間を観光に充てることにした。

 

 

それがヒロカの希望だった。私は暫く飛行学校を休み、このサンフランシスコ旅行やサンディエゴ旅行、LAに居る時は映画を見に行ったり買い物に行ったりとヒロカとの時間を過ごした。

 

 

「ラスト・ダンス」って感じだろうか・・・・・

 

 

当然ことながら飛行機の免許は遠のいていく。ヒロカがLAに来る前に飛行機の免許が取れていれば1度ぐらいはあの夜景を見せてあげられただろう・・・・・