Log Bookによると6月3日に初めてのソロ・フライトになっている。

 

ソロ・フライトとは単独飛行って事で教官は隣に乗らず1人で飛ぶのだ。

 

 

ソロと言ってもほんの少しだけ1人で飛びタッチ&ゴーを数回やる程度である。

 

 

この時点での総飛行時間27時間48分。

 

 

このソロを飛ぶと初めてLog Bookの中の記載が「機長時間」としてカウントされる。

 

 

私の場合は0.5時間、つまり30分が最初の機長時間であった。

 

 

日本のLog Bookは、何時間何分という記載の仕方なのだが米国の場合は1時間を10で割って、1.1とか1.2時間と記載する。
 
ソロで飛べると言うことは離陸・着陸がとりあえずはできたと言う事であり、次はクロスカントリーに向けての訓練になる。クロスカントリーと言うのは日本語的には「遠出」って事だ。

 

 

柔らかく言えば「遠くへお出かけ」って感じだろうか。

 

 

米国連邦航空局の法律に基づきクロスカントリーを3回行わなければならない。

 

 

距離は片道50マイル・・・この「マイル」、車で使用する距離のマイルではなく正確にはノーティカル・マイルと言って1マイルは1.8キロメーターなのだ。

 

 

逆に車の場合はスタチュウー・マイルと言って1マイルはご存知のように1.6キロメーターだ。何故かというと地球は丸いからだ。

 

 

これ以上の事に関しては最寄りの飛行学校へ足を運んで聞いてみていただきたい。

 

 

片道50マイルのクロスカントリーを2回ともう1回は出発空港以外の2つの空港(50マイル以上離れてる事)に着陸して戻ってこなければならない。

 

 

これを3legと呼んでいて地図上では三角形を作るような感じで飛ぶのだ。このクロスカントリーに伴いフライト・プラン(飛行計画書)の作成も勉強しなければならない。

 

 

私は、この作業が一番嫌いである。今でこそネットでダウンロードして楽しく簡単に作成できるらしいが20年前は専用電話で航空機用お天気情報屋なる所へ電話をして天気予報を聞き、前述画像のE6Bコンピューター(計算尺)を使って風の計算や燃料の計算をしなければならないので非常に億劫だった。

 

 

しかし、実技試験の時にフライト・プランを作らされるのでしっかりと覚えてなければ受からない。

 

 

このフライト・プランに基づいて飛行する時は到着予定時刻が重要になってくる。

 

 

この到着予定時刻を大幅に遅れての到着だと救難活動に発展する恐れがあるので風速、風向をきっちり計算しないと大変な事になる。