この頃になると日本にいるヒロカから頻繁に手紙や電話が来るようになった。

 

ゴールデンウィークにアメリカに来ると言うのだ。

 

 

何度目かの電話の時に、これから飛行学校へ入るかもしれないから忙しくなると思うので渡米するのはもう少し先にしてくれないかと言う事で話を丸く収めた。

 

 

この二股かけてるという状況は初めての経験なので要領が悪くまともな嘘もつけない感じだった。

 

 

 

 

 

そして4月1日。10時に間に合うようにアパートを出て405フリーウェイを北に向かう。サンタモニカ・マウンテンを超え下っていくと左側に飛行機が飛んでいるのが見えてきた。

 

 

 

 

 

数分走るとRoscoe Bl.の看板が見えてきたのでそこでフリーウェイを降り左折した。

 

 

5分も走らないうちに左側に滑走路が見えてきたので空港の敷地内へ車を乗り入れた。

 

 

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(私が通っていた頃は、こんな立派なビルではありませんでした)
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建物内に入っていくとロビーのソファーで東洋系の顔立ちの人が待っていた。

 

 

この人が最初の教官のマキタ氏である。そのロビーのソファーで30分ほど免許取得へ向けての概要を聞きいよいよ人生初の飛行機の操縦である。

 

 

日本から航空留学で渡米すると斡旋業者を介してと言う事になるので費用的には割高になってしまうが、私のように現地に住んでる人間にとっては実費のみで免許が取得できるので安く押さえられるとの説明を受けた。

 

 

今思えば、営業トークだったような・・・・・