翌朝同じようにミッシェルとバスに乗って学校へ行った。
相変わらずよくわからない授業を聞いて昼休みの時間になった。今日は日本人の連中が自分のホストファミリーの不満を言い出した。
ベビーシッターをさせられる者、飯の支度をさせられるもの、門限の厳しい家などいろいろである。私より早くからアメリカに来ている連中はホストファミリーを出てアパートへ引っ越したいようだ。
私も多少は不満があるが引っ越しをするための英語力が無いのをわかっているので諦めていた。
その中で東京から来たカスミという女の子はすぐにもアパートへ移りたい様子で結構アパートやウイークリーのホテルなどを探しているとのことだった。ただ、バスで毎日探しに行っているということで結構時間がかかってしまうと言っていた。
授業が終わり自宅へ帰りバイクに乗り換え語学学校の近くを走っているとカスミが歩いていた。
授業が終わり自宅へ帰りバイクに乗り換え語学学校の近くを走っているとカスミが歩いていた。
バス停に向かう途中でこれからサンタモニカのホテルを内見に行くと言うことだったのでバイクで連れていってあげると言ったら家に帰ってジーンズにはきかえるからということでホストファミリーの家まで迎えに行くことになった。

外で待っているとジーンズ姿の彼女が出てきた。細目の女の子なのでスリムのジーンズが結構似合っていた。カスミの話によるとサンタモニカの海岸沿いに良いホテルがあるらしい。名前はエル・ト・バー。フランス語なのでスペルは覚えてない。
Ocean Av. にその建物はあった。白い外観の小さなホテルだった。中に入ると小さなフロントがあり、声をかけると70才くらいのお婆さんが出てきた。部屋を探している旨を告げると空き部屋に案内してくれた。
北向きの窓なので日当たりが良くなかったがもう少しすれば海側の部屋が空くと言っていた。家賃は、月$650で朝食、夕食が付いているとのことだった。どちらかというとホテルというよりは、学生寮のような雰囲気だった。
カスミはかなり気に入っているみたいで即決で予約してしまった。5月の終わりなので、6月から入居することで話が終わった。
それからどこかでお茶でも飲もうということになり近くにあるカフェ・カジノというレストランに入った。外のテラスでコーヒーを飲みながらいろいろな話をした。
日本に居たときのこと、なぜアメリカに来たのかとか、なんとなく恋人同士のような雰囲気になり恋の予感が私の中では芽生えたがカスミが「日本にいる彼女は何をやっているの」とか「いくつなの」とか恋の予感がしなくなるような質問をしてきたので私の中での恋人同士の雰囲気が壊れてしまった。一時間くらい話をして家路についた。カスミを家まで送ってから自宅に戻った。
食事をして自分の部屋に戻り、今日の宿題をしながら日本に居る私の恋人のことを思いだした。さっきカスミと日本のことを話したからだと思う。そういえば2,3日前にヒロカ(日本の彼女)からエアーメールが届いていた。それを読み返しているうちに涙が出てきてしまった。宿題を終わらせてからヒロカと母に手紙を書いたが、内容は今では覚えていない。
リビングにコーラを取りに行ったらみんなテレビを見ていた。
食事をして自分の部屋に戻り、今日の宿題をしながら日本に居る私の恋人のことを思いだした。さっきカスミと日本のことを話したからだと思う。そういえば2,3日前にヒロカ(日本の彼女)からエアーメールが届いていた。それを読み返しているうちに涙が出てきてしまった。宿題を終わらせてからヒロカと母に手紙を書いたが、内容は今では覚えていない。
リビングにコーラを取りに行ったらみんなテレビを見ていた。
アーリーンが、一本隣のストリートに日本人の留学生が居るけど同じ学校ではないのかと聞いてきた。名前は、トシと言うらしい。そのトシのホームステイ先がアーリーンの友人の家だということで電話をしてくれた。しかし、トシはアルバイトをしているのでまだ帰ってないそうで戻り次第電話をくれることになった。
コーラを飲みながらみんなと一緒にテレビを見ているとトシから電話があった。電話でいろいろなことを話して、明日は学校へ一緒に行こうということになり迎えに来てくれることになった。