学校の玄関を出てストリートを挟んだ反対側にダブルレインボウというカフェテラスがあった。

 

中にはいると同じ学校の生徒ばかりで日本人も結構な人数がいた。カフェオレを頼んでクニの後をついて行き、日本人の集まっているテーブルに座った。人数は覚えていないがこんなに日本人がこの学校にいるのかと思ったほどであった。

 

 

そこでその日本人たちはカリフォルニアの運転免許の問題の見せ合いををしていた。カリフォルニアの運転試験は、5種類の学科試験があって試験を受け終わるとその問題を持ち帰ることができる。

 

 

5人が違った問題を受ければたとえ落ちても2回目には必ず受かるということである。それに加え辞書の持ち込みも可である。要するに5種類の問題の答えを自分の辞書に書いておけば(特に、漢数字で)簡単に終わってしまうということである。

 

 

私もこれに参加させていただき3種類の問題をメモ用紙に写してきた。運転免許の話から車の話になりクニは近々車を買うそうである。

 

 

生徒同士の情報で日本人の経営している中古屋さんがあるらしいとのことで其処に行ってみようということになった。私は、バイクを持っているのでそれで行ってみようということになった。早速バスで家に帰りバイクでクニのホストファミリーの家へ迎えに行った。
 
クニから渡された簡単な地図を見ながらバイクで走っていくと私の家から6、7分のところであった。クニのホストファミリーに挨拶をしてクニを後ろに乗せて走り始めた。

 

 

めざすは、インペリアルハイウエイにあるジミーオートという所である。場所はクニが予め電話で聞いておいたので、後ろに乗っているクニの指示に従いフリーウエイに入った。

 

 

National Bl. から SantaMonica FWY、Golden FWYと乗り継ぎ LongBeach FWY を南に行き South Gate というところで降りた。フリーウエイを降りて橋を渡ってすぐ右側の所にあった。

 

 

店の前に日本車、アメ車、10台くらいの中古車が展示してあった。建物の中に入って社長のジミーさんに会った。ジミーといっても日本人である。話をしていくうちにジミーさんは私の実家から車で30分程の田舎の出身で学生の時にアメリカに来てカリフォルニアの大学を出てそのままアメリカに住んでしまっているらしい。そんな話をしていると外から作業着を着た若者が入ってきた。彼がここのメカニックのヤっさんである。私より2、3歳年上のようで非常に親切な人であった。
 
車の話に戻るが、クニはカマロかトランザムが欲しいようである。ジミーさんの所にはカマロもトランザムもおいてなかったので、一緒にオークションに行こうということになった。明後日の水曜日にオークションがあるのでその時にカマロ、トランザムを探そうという約束でジミーオートを後にした。

 

 

帰りがけバイクの後ろで夕食を一緒に食べないかというので、クニの奢りで食べに行こうということになりクニの家の近くのチャイニーズのファーストフードに寄ることにした。店の前にバイクを停め公衆電話から家に電話をして夕食はいらないことを告げた。
 
$6.95で4品好きなものが選べるシステムになっていたのでチャーハンとヤキソバ、酢豚、鳥肉ピーマン炒めをを選んだ。超まずい!これが本当の中華料理なのかと思いながら食べた。ただ、辛いだけで量がタップリだというだけだった。

 

 

食べながらクニが水曜日にオークションに一緒につきあってくれないかと言ってきたが学校を休むわけにはいかないので断った。

 

 

今思えば、渡米直後は真面目だったような気がする。そのころは、とにかく英語の勉強に来たのだから学校をメインにしなければいけないし、日本人ともあまり付き合わないようにしたかったのだと思う。

 

 

食事を終えクニを送ってから家に戻ったのが9時頃だったと思う。家に帰ってシャワーを浴びてからみんなと一緒にアイスクリームを食べながら今日の出来事を話し、11時頃ベッドに入った。